梅もぎ

自宅から約80km、1時間ちょっとの場所にあるM梅林。3ヶ月ほど前、まりもと一緒に満開の梅を見に来た所だ。昨日の大雨とは打って変わり、今朝は良い天気。絶好の梅もぎ日和（？）となった。到着したのは11:00過ぎだったが、既に駐車場は満車に近く、もいだ梅の実が一杯に入ったビニール袋を抱えた人で大賑わい。弁当を食べながらボチボチと・・・と思っていたが、こんな事ならうかうかしては居られない、と焦り始める相方。が、およそ2haの敷地に約1,000本の木があり、南高梅の実がたわわに実っている。少々もいだくらいじゃ無くなりはしない。そうとわかれば、先ずは木陰にレジャーシートを敷いて弁当を食べる。いつものコンビニ弁当だけど、敷物に座って食べるだけでワクワク。まりもと一緒は何だって楽しい。

全て無農薬。綺麗な実がたくさん！

腹ごしらえも終わり、早速梅もぎに。受付で貸してくれた傘の柄の様な道具で枝を引き寄せて実をもぐのだが、木に成っている物はまだ青く実も硬い。梅酒やジュースに適しているそうだ。一方、下に落ちている黄色く熟れた実は、梅干しに適しているという。土用干しをしなくても良いそうだ。松剣が子供の頃、曽祖母が毎年大きなベニヤ板の上に、一つ一つ丁寧に並べて干していたあの作業だ。まだ食べられんよと言われても、ついつまみ食いをしてはそのしょっぱさに顔をしかめた事を懐かしく思い出した。今年は梅干しにも初挑戦すると張り切っている相方。上手く漬かるだろうか？

30分ほどあちらの木、こちらの木と、もいで回る。時には熟れた実も拾うが、傷があったり半分虫に喰われていたり・・・木の上で完熟している実もたまにはあるが、殆どが青くて硬い。
ビニール袋3分の2ほどになったところで一旦休憩。結構重く、まりも強の5kgくらいか。

一緒に頑張ってこんなに採れたよ。でもちょっと疲れたなぁ。

友人Fにお裾分けと、松剣の実家用に、もう少し要りそうだ。暑いのでまりもには荷物の番を兼ねてそのまま木陰で休憩させ、相方と二人でもう一度もぎに回る。

猛犬注意！荷物番はお任せあれ！って、全然怖くないんですけど・・・

約2時間の滞在で14kgの梅をもいだ。11kg以上は2kgサービス！全部で16kgだ。サービスで頂いた梅は良く熟れていたので梅干しに。友人Fにお裾分けした残りのうち半分はらっきょ酢に漬け、もう半分は梅酢ジュースにする。この時期から松剣夜中に頻繁に足がつり始める。特に剣道の稽古をした晩は、寝返りを打つと同時にふくらはぎや土踏まずに激痛が・・・しかしこの梅酢ジュースを飲むとそれが全く無くなるのでとても重宝している。

花見に来た3ヶ月前、園の方に、梅もぎにも是非お越し下さいねと言われたので、必ず来ますと約束した。約束をする事で、何だかその通りになる様な気がした。いや、半分はそうなります様にと願いを込めて約束した、と言う方が正しいだろうか。来年もまた行こうね、まりも。
約束したよ！まりも。