2013年4月28日日曜日

元気いっぱい!

GW2日目の今日、相方は留守なので、まりもは松剣とお出かけ。昨日の疲れが残っていては何なので、13:00頃ぼちぼち出掛けた。彼岸の墓参りの際、今は亡き祖父母や伯父・伯母達に、どうか妹の子が元気に産まれて来るよう見守って下さいと手を合わせたが、その願いをちゃんと聞いてくれたので、今日はお礼に行きたかった。ジャーキー持参でいざ出発!

墓参りの前に花を買い、先ずはまりもが大好きなE山公園へ。この公園にある遊具は鉄棒のみで、広さもとっても中途半端。しかもど真ん中に三角測点の石碑が・・・なので、子供は来ないし、これと言ったスポーツも出来ないので人が少ない。貸切ドッグラン状態になる事もしばしばある。今日はカップルが二組。そんなのお構い無しに元気いっぱいに走る!走る!
天気もいいし気分も最高!病気じゃないみたいなんだけど・・・


この公園はまりも一番のお気に入り。帰ろうと言ってもヘロヘロになるまで帰りたがらなかったのに、去年の夏頃からどの公園に行ってもすぐに疲れてベンチに座りたがるようになった。
大好きなこの公園に来ても今一テンションが上がらないねと相方と話していたのだ。
暑いからか、そろそろシニアの領域だからかなぁ?と言いながらも何か変だと感じてはいたが
まさかこんな大変な事になっているとは思いもしなかった。
ひとっ走りした後、ちょっと休憩。ジャーキー食べて水飲んでもうひとっ走り!


30分程滞在し、ここから凡そ4.6km、車で約15分のT町の寺にある母方の墓へ。T町は市内中心部に位置し、寺が集中している場所。盆や彼岸は通行もままならない程ごった返すが、今日はガラガラ。まりもも墓の前でちゃんとお座りしてお参りをする。お礼は勿論、まりもと少しでも長く居られる様に頼んでおいた。墓で願い事をしてはいけないと聞いた事があるが・・・

続いて父方の墓へ。今日は車も少なくスムーズ。川土手を走るので風が心地良い。まりもも窓から鼻先を出して外の空気をクンクン。T町からは凡そ6km、約20分のドライブだ。父方の墓は山の上を開拓した静かな場所。その名も安らぎ墓苑。いつもまりもと一緒に行くので、まりもも墓の場所をちゃんと覚えている。一人で車を降りるとピョンと階段を上がり、墓の周りで待っている。枯れた花を片付け、ここでもちゃんとお座りしてお参り。えらいぞ、まりも!
母方の墓でお願いした事をここでもお願いした。




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インターフェロンγ療法

4月23日(火)、初めてインタードッグを首の後ろに皮下注射したまりも。この日の治療費は血液検査とインタードッグ両方で5,000円程度だった。血液検査はしなくても良かったが念の為と相方が頼んだらしい。全ての項目が基準値内に収まっていて、まりもちゃん順調でいいよーと、K先生。白血球数、先週は基準値6000〜17000の所、28950だった。リンパ球を入れてもらって3日目だったのでとても増えていたが、徐々に下がって今回は若干高めの17820。まりもは健康な時から少し白血球数が多いとK先生もA先生も言われる。これくらいは全く問題無いそうだ。
これから注射するよ〜。っと、その前にブログ用の写真撮影。ちょっぴり怖い。


そして4月27日(土)はリンパ球療法の採血の為、A動物病院へ。触診でリンパ節チェック。再燃していないかいつもドキドキだ。よし、大丈夫、の声にホッとする。採血終了後、次回の予約を入れる時、受付にA先生が出て来て、まりもちゃんのリンパ球はとっても元気で増え方も良いから2週間後で問題無いよ、と言って下さった。まりものリンパ球頑張れ!

診察終了後、丁度お昼で天気も良かったので、病院から車で10分くらいの大きな公園でお弁当を食べる事になった。先ずは公園の駐車場へ。ここからが失敗だった。前進駐車の際、前のバンパー下を縁石にほんの少しだけ、ガリっと擦った。本当に少しだけ…又少しだけガリっとバックで戻ったら、その『ガリッ』という音がいけなかった。まりもはとっても怖がりさん。この音が怖くて運転席の下に潜り込んで出て来なくなった。無理矢理引きずり出して弁当を買いに隣接のスーパーへ連れて行き、相方が買い物をしている間外で待っていた。

少し機嫌も直り、松剣の足下にちょこんとお座りしていたのに、更なる恐怖がまりもを襲う。駐車場で車の運転者同士が、待っていたのに先に駐めた、いやわしの方が先だったと喧嘩を始め怒号が飛び交う。震え上がるまりも。大きな声を出されるのがとっても怖い。抱っこしてなだめすかした頃、相方が戻ってきた。ようやく落ち着いたまりもを連れて公園へ。

しかしここでも恐怖がまりもを襲う。運悪く今日はメーデーで大勢の人。しかもステージでは何とか戦隊のショーをやっていた。これでも食らえー!○○ビーム!ドッガーン!!グォー!!!とスピーカーから鳴り響く・・・まりもは雷や花火などの大きな音がとにかく怖い。ベンチの下に潜り込み、またまた震え上がって出て来ない。大好きなジャーキーも食べない。相方と早々に弁当を食べ、又もや無理矢理引っ張り出した。
すっかりくたびれてしまったまりも・・・

今日はメーデーなの知っていたのに、まさかこの公園であるとは。ちゃんと調べなかった松剣が悪かったね、まりも。怖い思いをさせてしまってゴメンよ。今日から松剣10連休。毎日一緒に居られるよ。相方はカレンダー通りだけれど、沢山遊ぼうね。弁当持っていっぱいお出かけしようね、まりも!




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2013年4月21日日曜日

初姪っ子

40歳をいくつか過ぎて初の出産に臨む松剣の妹。まりもの余命を知らされた時、どうかそれまでまりもが元気で居ます様にと思った。まりもがいよいよ、という時にMAXで喜べる自信がなかったからだ。しかしまりもは元気で居てくれ、今日MAXで喜ぶ事が出来たのだ。5月4日の予定日よりも早いが、2,590gのちょっと小さめの女の子。母子共に健康で安産だった。

松剣の妹は、2,400gで保育器に入っていた。産まれた日、伯母に連れられ、精一杯背伸びをして保育器を覗き込んだのをよく覚えている。小学校の高学年になる頃まで食も細く、同級生より小さくて病気がちだった。いつも泣いていて甘えん坊だった妹が母になるとは・・・

妹曰く、『ガッツ石松』確かに…

病院に来たと連絡をもらったのが昼過ぎ。どうせまだまだ産まれはしないと、相方と定食を食べに行き、その帰りにどんな具合かちょっとだけ寄って見ようと病院に行ったら、分娩室に入るところだった。ここからが長いんだろうと思ったら、1時間足らずで産声が聞こえた。義弟は東京から新幹線でこちらに向かっていたが、残念ながら立ち会えなかったので、母が代わりにビデオ撮影の為に立ち会ったが、映像は指だの手だのが邪魔で仕方が無い。天井や先生の
足下がクルクルと映っているが、背中をさすりながら大変だったらしいので、上出来か。
両親にとっても、義弟の両親にとっても初孫。成長を楽しみに長生きしてくれますように。

生後30分。義弟曰く、『ブサかわ!』そっくりなんだってば!

残念ながら、お世辞にもイケメンとは言えない義弟にそっくり!!でも義弟は心根の優しい
大らかな良い漢。姉さん女房の妹の事をとても大事にしてくれる。ガッツみたいでもいい。
少々アホでも構わない。思いやりがあり、人様に迷惑を掛けない元気な子に育ってくれれば。
まりもと記念写真、撮ろうね。



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2013年4月18日木曜日

切ない話

上司のN部長が亡くなった。働き盛りの50歳、肺がんだった。半年ほど入院し、一時期職場に戻って来られた時、社内報でN部長のインタビューが掲載された。休日はどんな風に過ごしているかという質問に、奥様との時間を大切にしていて、一緒にパン作りをしている事や、家事を手伝っておられる様子が語られていた。きっとご本人もご家族も知っておられたのだろう。
いつもは読んだらすぐに捨ててしまうのだが、この記事を読んだ時は捨てられなかった。

やり残した仕事もあっただろう。まだ学生のご子息や結婚前のお嬢様、そして最愛の奥様を
残して逝ってしまう事をどれだけ気に掛けておられただろうか。しかし辛い治療からは開放されたのだ。ゆっくりお休み下さい。心よりご冥福をお祈りします。

まりもがこんな病気になるまで、がんなんて自分には無縁だと思っていたし、大変な病気と
知ってはいたが、こんなにまで厄介な物だとは思いもしなかった。知れば知る程人知に及ばぬ物で、人類がこの先永遠に解明できない物なのではないかとさえ思うが、医療は確実に進歩している。この先何代にも渡り研究し解明され、いつの日かがんで亡くなる人も動物もいなくなる世の中が来ますように・・・

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2013年4月17日水曜日

ひとまず終わり

昨年の12月から始めた抗がん剤のプロトコールも今日で最後。平日の病院はいつも相方に
お願いしているが、今後の治療など先生にお聞きしたい事が色々あったので休みを取った。
今日の抗がん剤はエンドキサン、一般名はシクロホスファミド。副作用として、出血性膀胱炎になりやすく、経口投与の方がその罹患率が高い傾向にあるそうだ。免疫抑制剤として、
移植後の拒絶反応を抑える事にもよく使用される。これを約15分〜20分かけて点滴注入。

診察室の隣の部屋で点滴するよ。いつもこんな感じで頑張るまりも。


今後はK先生もインターフェロンによる治療を考えておられた。インターフェロンγと言う
免疫細胞から分泌される、特定の細胞に情報を伝達するサイトカインの1つで、薬剤名はインタードッグ。抗ウィルス、免疫調節、抗腫瘍作用があり、特にアトピー性皮膚炎などの治療に
使用される。副作用も殆ど無く、体重にもよるが、抗がん剤の様に高価でもないらしい。
血液検査で身体の機能をモニターしながら、先ずは週1回のペースで注射する事になった。
また注射かぁ・・・針を刺す瞬間少しだけピクッとするが、いつも良い子で我慢するまりも。
痛いんだろうな。でも点滴中はこんな感じで意外とリラックスしている。

帰りに頑張ったご褒美があるよっ、まりも!


治療よく頑張ったね。副作用がひどくて治療がままならない子もいる。最後までプロトコールが出来ない子もいる・・・そんな中、まりもは運がいい。良い先生にも恵まれているし。
神様、どうかこのまま再燃しませんように。切に、切にお願い申し上げます。

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2013年4月16日火曜日

ジャーキーマシーン

がん細胞は糖質を好む。体内に取り込まれるとブドウ糖に変わる炭水化物は良くない。
おやつに与えていた市販のジャーキーも、糖質をコーティングしてあるのでNG。辛い治療が始まるのに大好きなジャーキーも食べられないなんて・・・しかし病院で手作りジャーキーマシーンを購入した飼い主さんが居ると教えて下さったが、アメリカ製で結構高額らしい。
早速ネットで調べると、数千円というお手頃価格で購入出来た。が、届いたマシーンは結構
デカイ。隣に写る三ツ口ガスコンロと比較するとこんな大きさ。



温度を切り替えるツマミが付いているだけで、ON・OFFスイッチさえ付いていない。コンセントにプラグを挿すとONになる、至って簡潔なアメリカン。ジャーキーマシーンと我が家で勝手にそう呼んでいるが、ただの食品乾燥機。ドライフルーツや野菜を乾燥させるのに使う。

冷凍後、少し解凍させた鳥肉や馬肉を薄くスライスし、重ならない様並べ、寝る前にスイッチON。朝起きたら出来ている。出来上がりはこんな感じ。(いつも相方がやってくれている)

こんなのが4段。必要に応じて1〜4段までで、出来上がりの量を調整する。


勿論人間だって食べられる。表面に旨味成分が出ていてとっても美味しい。中でも馬肉で
作ったジャーキーはビールに良く合うらしい。残念ながら松剣は全くの下戸。相方は時々
このジャーキーで一杯やっている。まりもの大・大・大好物。頑張ったご褒美に、食事の
おすそ分けの代わりにと、ちょこちょこ食べさせてやるが、うすーくスライスしているので
カロリーも知れている。そして何と言っても無添加なので安心だ。

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2013年4月15日月曜日

リンパ球点滴注入

4月13日、2週間前に採血して培養したリンパ球を点滴注入。これで2回目となるが1回目と同様副作用は全く無く、終わった後少し身体が熱くなった程度だ。気になる治療費は、採血時に培養と注入の為の料金、それに再診料の合わせて40,900円(税抜き)を支払っているので、注入
の際は一銭も要らない。しかしこれだけの金額を支払っても再燃を完璧に防ぐ事は出来ない。
となると、その費用対効果はどうなのだろうか。後悔しない為、だけの事かもしれない。


A動物病院の待合室で余裕の表情。良い子で治療がとても楽だといつも褒められる。


次回は2週間後、GW初日に採血の予約を入れた。16日で抗がん剤治療がひとまず終わる。
主治医のK先生は、今後は免疫を上げる治療を考えていると仰った。松剣も同じ事を提案してみようと思っていたので、セカンドオピニオンとして、A先生に尋ねて見た。おそらくインタードッグの使用を考えておられると思うが、やって見る価値はあるか、副作用はどうか、と。効果があるかどうかはわからないが、やって見る価値はあるとの事で、副作用も殆どないそうだ。極々稀にアナフィラキシーを起こす子がいると報告があったらしい。ここでも『何もしないよりは』の自己満足でしかないのだ。


頑張ったご褒美。無添加ガムを丸ごと1本食べるもんね!!ちょっとデカイぞ。


A動物病院は自宅からおよそ100km、高速で約1.5時間かかる。ちょっと遠出のドライブ気分で手作りジャーキーなどのおやつを持って出掛ける。時間に余裕があれば公園に寄ったりもするので点滴は嫌だけど、総体的に嫌じゃないらしい。何度でも、何十回でも通えると良いな…

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2013年4月12日金曜日

それぞれ、マイブーム

まりものマイブームは、豆をモチーフにしたと思われる何の変哲もないマスコット、通称
『みどりちゃん』を投げては取りに行く、愛犬家にはお馴染みの遊び。みどりちゃん持って
来てと言うと、おもちゃ箱の中からちゃんと選んで持って来る。何度か引っ張りっこして投げてやると、嬉しそうに持って来て引っ張りっこ。そしてまた投げてやると楽しそうに持って来る。これが結構なかなか飽きてくれない。正直人間にとって、別に楽しくはないけれど、嬉しそうに何度も持って来るまりもと遊ぶ事に、この上ない幸せを感じる。こんな日常の何気ない事だけど・・・

こんな日が一日でも長く続きますように

さて今度は妹分、あんずのマイブーム。遊ばなければ返金しますと言う、絶対の自信が伺えるうたい文句に引かれて買って来たピンクのトンネル。布の様なナイロンの様な柔らかい素材で出来ているが、案外丈夫で破れない。このトンネルにダイブする様に滑り込み、あられもない
格好で紐の類いを引っ張るのがお気に入り。こうして遊んでいる時は、鼻の横を少し膨らませ
目がまん丸になってとっても可愛い。

真ん中の窓で遊ぶニャン!


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2013年4月7日日曜日

まりもの妹さん

我が家にはまりもの他に、相方とネコのあんずが暮らしている。
今から4年前、松剣はランニング中に車に轢かれて左足を骨折した。ギプスが取れてリハビリに通う様になった6月の終わり、病院横の駐車場で小学生3人が箱を囲んで騒いでいた。覗くと白に茶色のブチがある子猫が2匹・・・1匹は飼い主が決まったが、もう1匹は引き取り手が無く困っていると言う。それじゃ連れて帰ろうかと引き取ったのがあんずだ。動物好きの相方もきっと喜ぶと思った。しかし相方は、何の相談も無く勝手に、しかもまりもに変な病気でもうつったらどうするの!と烈火の如く怒ったが、小さなあんずを放ったらかしには出来ない。
とりあえず里親が決まるまで面倒を見る事になり、早速K先生の元へ。体重は350g、臍の緒が取れたばかりで、生後2週間目に入ったくらい、との事。幸いまりもにうつる病気も無く、授乳や排泄のさせ方を教わり、毎日手を傷だらけにしながら世話をした。情が移らないよう名前も付けずネコ、ネコと呼び、そのうちに離乳と共に引き取ってくれる里親も決まった。しかしその頃になると、ネコは松剣よりも相方を好むようになり、相方の様子も明らかに変化したのだ。ネコの行く末を案ずる発言が増え、外ネコになったら寿命が短いらしいとか、他のネコにいじめられて大怪我をする事もあるらしい、と。シメシメと思った松剣、それならうちの子にすりゃーえーじゃんと晴れて我が家の子になり、あんずと命名されたのだ。

そりゃ〜箱が小さいじゃろ!


まりもの事を慕い、まりもの真似ばかりをして、いつも寄り添って寝ていた。長じて今は付かず離れずの距離を保ってはいるが、何だかちょっぴりすれ違い。ワン子のまりもは当然自分より後から来たあんずを下に見るが、ネコは群れを成さないので、あんずはそんな事お構いなし。あんずは時に欽ちゃん走りでまりもを威嚇しているらしいが、まりもは威嚇されているとは気づいていなかったりする。へそ天で寝ているまりもの腹を、あんずが愛おしそうにザラザラと舐める。しかしいきなりガビッと噛み付き、取っ組み合いになるが、仲良し姉妹だ。

バトル開始!!猫パンチ炸裂数秒前


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2013年4月4日木曜日

抗がん剤頑張ったよ!

4月2日、抗がん剤の点滴。相方が午前中に連れて行ってくれた。まりもはCOPプロトコールで治療中なので、今回の抗がん剤はシクロホスファミドかビンクリスチン。相方はいつも何だったのか聞いて来ない。聞いてもさっぱりわからないから、と言う。

この抗がん剤は、両方ともがんの治療には一般的によく使用される。しかし近年悪性リンパ腫の治療はUW-25プロトコールが中心。これにはCOPプロトコールで使用する抗がん剤に加え
Lアスパラギナーゼと心毒性が強いドキソルビシンが加わる。K先生曰く、必ず再燃するその時の為に、ドキソルビシンは取っておきたいそうだ。松剣も色々と調べたけれど、確かに寛解率や寛解期間に差は見られる様だが、比較的安全で副作用も軽いようだ。始めて1ヶ月程は
下痢が続き少しだるそうだったが、嘔吐や発熱も無く食欲も落ちる事はなかった。なので
体重は治療前より500g増え、4.8㎏。とてもチワワになんて見えやしない!

『何犬ですか?』って聞くな!『チワワとダックスのMIXですか?』とか言うな!

次回2週間後が最後の抗がん剤投与となる。これで一旦プロトコール終了で、後はリンパ球療法のみで経過観察となるが、再燃が怖い・・・かと言って抗がん剤を投与し続けるわけにもいかないし。同じ病気で闘う飼い主の皆さんも同じ思いだろうな。松剣に出来る事はストレスを感じさせない事、食事に気を付けてやる事と祈る事くらいだろうか。

疲れたんよ・・・頑張ったご褒美の無添加アキレスガムも食べられんのよ。

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2013年4月1日月曜日

活性化リンパ球療法

先月から始めた『活性化リンパ球療法』について詳しく書きます。

この治療は、自己の血液中にあるリンパ球を培養で活性化させ再び体内に戻すというもの。
リンパ球は体内に入って来た悪い菌などを退治してくれる。抗がん剤で叩き切れなかった
がん細胞や新たに細胞分裂を始めようとする悪いヤツらもやっつけてくれるらしい。
また、抗がん剤の副作用を和らげたり手術や抗がん剤治療が出来ない場合の代替治療としても効果があるそうだ。

まりもの場合、抗がん剤の反応も大変良く副作用も殆ど無いので再発予防を目的に開始。10CCほど採血し、その中のリンパ球を2週間かけて約1000倍に培養し点滴で体内に戻す。
所要時間は採血10分程度、戻す際は1時間半くらい。しか〜し、ちょっと待って!
悪性リンパ腫でしょ?そのリンパ球がガンになったんじゃん。そんなの1000倍にしたって
本末転倒じゃろって思いません?A先生曰く、培養液の中ではがん細胞は増えないし
眠っているT細胞を増やすので大丈夫との事。なので、残念ながらB細胞型には効果が期待できるが、T細胞型には勧められないそうだ。


3月30日、リンパ球療法が終わってお花見に。













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