2016年8月18日木曜日

なかなか難しい・・・

昨日から仕事の相方。まりもも居ないのであんずとまったりの盆休み後半。しかしあんずも平日は好きな様に寝ているのだろうから、生活のリズムを乱すのも申し訳ない。昨日はパチンコで負けたしな・・・





そうだ、今日は平日。きっとゴルフの打ちっ放しも安いはず。打ち放題な練習場探して行ってみるか。





いつも行く練習場より遠くにあるが、1,100円で朝から晩まで打ち放題と言う練習場に行ってみる事にした。相方と丁度1年前に1回だけ来た事がある。







結構な山道をぐねぐね上って行くと、団地を見下ろす練習場に到着。














通常の練習場と違い、地面は芝ではなくネットが張ってある。斜面を上手く利用して自然にゴルフボールが回収出来る様になっていて、合理的っちゃ合理的。















しかも設備はちょっとレトロ。いや、最近の練習場に比べると凄く、なのだが、いつも行っている練習場はもっとずっと昭和チックなので、ここはこれでもまだ現代的なのだ。







『自動ボール貸出機』と書いてはあるが、横に置いてあるカゴを自分でセットしなきゃいけない。全然自動じゃないんですけど・・・




セットしたら左のボタンをボチッと。・・・違うや、鍵の方だった。









ゴロゴロとボールが100個出てくる。










ここからも昔っぽいが、いつもの練習場は完全なるセルフ。以前はこれよりもっと古い、足先かゴルフクラブで押すとコロコロ玉が出てくる昭和の緑色の機械があったのに、それすら撤去されたのでこっちの方が随分ナウい。







玉貸機でお借りした球をざばっと機械に投入。








そして!ここからがこの機械の真骨頂?!








球がティーにセットされるとバーが上がり、球を打てば又自動で球をセットしてくれるのだ。




最近の練習場は球をセットしたティーが下から上がってくる。高さも自動で調節出来るし玉貸しはカードになっているのだ。ゴルフを始めるまでそんな事になっているとは知らなかった。




小学生の時、父に付いて行っていた昭和のゴルフ場しか知らなかった松剣にとって、ここの設備でもかなり斬新なんだけどな。




結局100球のカゴを10カゴ、1,000球を打ってマメだらけだ。それでも会心の当たりは数えられる程しかなかったと思う。





ゴルフって、動かない球を打つだけなのに結構なかなか難しいもんだ。



2016年8月17日水曜日

謎の洞窟で大冒険!?

16日で盆休みが終わる相方。あまり遠出すると翌日の仕事に支障が出るお年頃でもある。しかも昨日は随分汗をかいたので、最終日の目的地の条件は『比較的近くで涼しい所』。






う〜ん・・・難しいけど・・・!!あったよ、良い所が!




と言う訳でやって来ました謎の洞窟『地底王国』。自宅から1.5時間の自然豊かな場所にある、鉱山跡を利用したちょっとしたアトラクション。





10年以上前にジュニアを連れて来た事がある。その後、今は二十歳になった相方の姪っ子が小学生だった頃にも来たけれど、何だかバージョンアップしたらしい。







残念ながら最近ではワン子NGになったみたい。でも絶対まりもは怖がるな。




早速受付でチケット購入。簡単・普通・難しいの3つのミッションがある。何の相談も無しに、じゃ普通で、と相方。何寝ぼけた事言いよんじゃ!ここは難しいミッションだろっ!という事で『タケル編』に決定。




 


注意事項をよく読んで、って、もう既にここから冷んやり。涼しいと言うより寒いくらいだ。



 


チケットを購入すると持ち帰りOKのペンライトと詳しいミッションが書かれた冊子をくれる。






コースはひとつだが、それぞれのミッションにより解答が異なるという事らしい。



ミッションは・・・読む前にもう行きよるんかいっ!






まあ良いわ、早速行って見よう。






先ずはここでミッションを聞く。






しかし入って早々、寒い寒いと連発する相方。じゃ、これ貸してあげるから。


 



汗拭き用のタオルをマフラーに、白いシャツをカーディガン代わりにどうぞ。



しかし何だかよく分からんな・・・一体全体何を探せば良いんだろ・・・






あちこちにヒントらしき物はあるが、それが自分のミッションに関係がある物なのかどうかさえ分からない。





 
周りの大人達もチンプンカンプン。暗さの為かワンワン泣いて出たがっている子もたくさん居る。ワクワク楽しんでいるのは小学生の子供達だけ。まるでロールプレイングゲームの主人公にでもなったかの様だ。






しかしこんな石像があったり・・・


 



ちょっと開けた場所に突如として綺麗な泉が出現したり、






秘密の扉や綺麗にライトアップされた謎の石碑もあったりして、それなりに楽しい。






鉱山跡なので多分トロッコ列車の形跡もあったりする。

 


 

そして中でも圧巻だったのはこの滝だ。


 



この洞窟内で一番綺麗なスポットだな。しかし寒がる相方の中でミッションはとっくに違うものになっている。きっと『出口を探す事』・・・



 
 

この小川を渡り切れば出口は近いはず・・・何か最後っぽい部屋に到着したし。






あった、あった出口。もう先に出てて。松剣ひとりでミッション達成させるから。ひとり出口へと向かう相方。そして来た道をもう一度引き返す松剣。
 
 
 
 
 

もう一度冊子をよ〜く読んでみる。なになに?『「冒険の書」に書かれた「コピ」の指示に従い「タケル」と一緒に暗闇に呑み込まれた四人を救出する為の「アイテム」を探し出せ!』



ハハッ〜ン、そういう事か。探すのはアイテムだな。今頃理解してどうする?



先ずは「賢者の装備」を七つ見つけ出し・・・!七つも見つけなきゃいけないの?



見つけたら「安息の間」に向え!って、最初の方にあった様な・・・次は「秘密の回廊」へ。で、その次は・・・神話の柱で「マヤ文字」と「神代文字」…同じ組み合わせがある柱を見つけろ!



・・・何かめんどくさっ!



うんん??何かある。穴、覗いてみよ。





 

げっ!髑髏・・・でも何も分からんな・・・



もういいや、ゲームオーバー!相方待ってるだろうから出口、出口。結局ミッション達成ならず、トホホ・・・



年取ると、色々説明書読むの面倒臭くなるって両親が言っているが、何か分かる気がした。



出口で待っていた相方、結局出来んかったんかいっ!じゃけー普通のミッションにしとけば良かったんよ!



面目次第もございませぬ・・・



じゃ大きな水車でも見て帰りましょう。



 


写真じゃ分かりにくいが直径12mもある。以前来た時は隣の食堂でそうめん流し出来たけど、もうやっていないんだ・・・昨年9月末で閉店したみたい。



今日のチョイス、如何でしたか?



「涼しい所って言ったけど、寒い所へ行きたいとは一言も言ってない」



だよね〜、確かに・・・全国の皆様、ご来場の際は長袖でどうぞ。
 

 

2016年8月16日火曜日

船でめぐるお堀

昨日14日は松剣と親友Yの誕生日だった。本来ならYの眠る墓にお参りするのだが、剣道の行事と重なってしまったので翌日である15日に行く事にしたのだった。



車で凡そ1.5時間、県北の静かなお寺の境内にある墓前には、大好きだったビールとフィルターだけになったタバコが二本供えてあった。先にお参りをしたYの両親と弟かSちゃんが供えたのだろう。




県西部で良く見られるカラフルな盆灯篭に代わり、最近増えて来たのが短い木の札に『南無阿弥陀仏』と書かれた経木塔婆だ。お参りした日付とお参りした人の名前を書くので誰が来たのかわかるのだ。




昨年Sちゃんは名前を書くのを忘れ、筆記用具らしき物を何一つ持ち合わせていなかったので『側に落ちていた小石で彫った』と間抜けた事を言っていたが、今年はちゃんと書いてきたんだ・・・そんな話をしながら相方と手を合わせる。




先ずは誕生日おめでとう、Y。そっちに行って2回目の誕生日だね。未だにYが居なくなったなんて信じられないけど・・・これからも見守っていてよ。




墓参りを済ませ、昨日松剣が提案した通り山陰に足を伸ばしてみる事に。この先途中までは高速道路は無料区間。乗り降りも自由なので人気の道の駅があるICで途中下車。




この辺りはツキノワグマが多く見られる地域。里で目撃されたと言う報道も多い。








そして県内有数の豪雪地帯でもあり、こんな物も存在する。







みかんやレモンの生産高の方が有名なので、県北にはスキー場も多くある事は全国的に意外と知られていない。







扉を開けると冷んやりした風で一瞬ブルッとなる。建物の二階から雪を入れ天然の冷蔵庫として食料庫として利用しているらしい。






とにかく寒い!中の温度は1〜2度に保たれているのだそう。雪を入れる時に掛かる費用だけで勿論電気は一切使用していないのだからCO2の排出量も0。何て地球に優しいんだ!感心感心。




道の駅で採れたて野菜や手作りジャムなど数点を購入し、再び高速道路で更に北を目指す。そして走る事1時間、目的地の松江に到着。




松江城のお堀を小船でめぐるのが今回の目的。国宝にも再指定されたし、船だから気持ち良いと思うよ!




以前来たのは・・・あれは平成元年の5月。日帰りで帰って来たその日に友人Fが子犬だったジュニアを連れて来たんだっけ。あの頃はこんな船なんてなかったもんなぁ。




早速船着場へと向かう。あっ、振り向いちゃダメ!そのまま後姿だけ美人で。







何かの記念に建立された亀のモニュメント。夫婦船頭の何とかで・・・あっ、亀の甲羅、ひとつハートじゃん。




 




1日乗船券をひとり1,230円で購入すれば、3ヶ所ある船着場のどこから何回でも乗り降り自由!しかも船は次から次へとやって来る。








全長8m、幅2mの小船を一人の船頭さんが操縦する。靴は脱いでゆったりと。靴は揃えなきゃね・・・




 
 

乗客は4人。船頭さんの名調子でゆっくりと進んで行く。



 
 

こんなジャングルチックな中や・・・



 
 

こんな狭い水路も!屋根は半分くらいに下がっちゃうのだ。



 
 


一旦『カラコロ広場』で下船し旧日本銀行をレトロ&モダンにリニューアルした工房へ向かう。
 
 
 
 
 
 

残念ながら二人とも興味の湧かない場所でした・・・お昼も過ぎたし蕎麦でも食べるか。



船着場に戻ったものの、美味しい蕎麦屋を尋ねるとさっきの工房のちょいと向こうに、この辺りじゃ名の知れた蕎麦屋があると言う。



戻りましょう。



お店はノスタルジックな昭和仕様で、中も狭くて20人も入れば満席。しかし地元の方が美味しいというだけあり、引っ切り無しにお客さんが訪れる。



奥ではご主人がたった一人で汗を拭き拭き懸命に蕎麦を打っている。



なので、30分ほど待ちました。






しかし待った甲斐大有り!喉越しも香りも最高!だいたいこの地方の蕎麦つゆは少々甘めで濃いのであるが、ここのはあご出汁かな?さっぱりした甘さで本当にツルツルといくらでも入りそう。



さっき見つけたスイーツも食べなきゃいけないのでもっと食べたいけどガマン、ガマン。






お店の奥は喫茶店になっているけどここは持ち帰りで。いや、すぐ食べるんですがね。







相方チョイスの抹茶、松剣チョイスのみたらしと揚げ団子。出来立てならもっと美味しいはずなんだけど・・・



さてさて船旅の続きです。次に目指すは天守閣からほど近い『大手前広場』。船頭さんによれば1ヶ所だけ天守閣がお堀から見える場所があると言う。



 


天守閣を左に見ながら到着した船着場は一番賑わっていた。天守閣を目指すが相方さん、既に半分どうでも良さそうですな・・・



築城者である堀尾吉晴公(と松剣)。






まぁまぁ、せっかく来たんですから天守閣も入りましょう。






明治の初めに180円で売却されるところを地元の豪農勝部氏らにより買い戻されたと言う。犬山城にも似た様なエピソードがあったな・・・



フウフウ言いながら階段を上がる相方のデカイおケツを押しながらやっと到着。何とか天守閣の最上階へ・・・意外と低い。





 

宍道湖、やっぱデカイ。日本海かと思ったよ。



それにしても1611年の築城と言うから凄い!現存する12天守のひとつで古さは5番目という。 中の展示品もゆっくり見たいが、相方はきっともう飽きただろうな・・・やっぱこういう場所はひとりで来なきゃいけないな。



松剣汗だく。珍しく相方も汗をかいている。ジュースでも飲んで涼んで帰ろうか。






シソスカッシュ(言いにくっ!!)とレモネード。汗をかいた後には最高だね!



帰りの船は風が涼しくすっかり汗が引いた。そして最後に船頭さんが「ちょっと振り向いて景色を見てください」と仰る。



「ここから見える風景は、車が見えなければ江戸時代から変わらないんです」





そうなんだ〜、こんなだったのか。いつまでも変わらない風景なんて凄いよね。



意外にも相方が、松剣チョイスにしてはいいドライブだった、たまにはいい所見つけるじゃん、と上から目線で言った。



ちょっぴりムカつくけど、そうでしょ!明日もどこか行ってみる??