2013年4月7日日曜日

まりもの妹さん

我が家にはまりもの他に、相方とネコのあんずが暮らしている。
今から4年前、松剣はランニング中に車に轢かれて左足を骨折した。ギプスが取れてリハビリに通う様になった6月の終わり、病院横の駐車場で小学生3人が箱を囲んで騒いでいた。覗くと白に茶色のブチがある子猫が2匹・・・1匹は飼い主が決まったが、もう1匹は引き取り手が無く困っていると言う。それじゃ連れて帰ろうかと引き取ったのがあんずだ。動物好きの相方もきっと喜ぶと思った。しかし相方は、何の相談も無く勝手に、しかもまりもに変な病気でもうつったらどうするの!と烈火の如く怒ったが、小さなあんずを放ったらかしには出来ない。
とりあえず里親が決まるまで面倒を見る事になり、早速K先生の元へ。体重は350g、臍の緒が取れたばかりで、生後2週間目に入ったくらい、との事。幸いまりもにうつる病気も無く、授乳や排泄のさせ方を教わり、毎日手を傷だらけにしながら世話をした。情が移らないよう名前も付けずネコ、ネコと呼び、そのうちに離乳と共に引き取ってくれる里親も決まった。しかしその頃になると、ネコは松剣よりも相方を好むようになり、相方の様子も明らかに変化したのだ。ネコの行く末を案ずる発言が増え、外ネコになったら寿命が短いらしいとか、他のネコにいじめられて大怪我をする事もあるらしい、と。シメシメと思った松剣、それならうちの子にすりゃーえーじゃんと晴れて我が家の子になり、あんずと命名されたのだ。

そりゃ〜箱が小さいじゃろ!


まりもの事を慕い、まりもの真似ばかりをして、いつも寄り添って寝ていた。長じて今は付かず離れずの距離を保ってはいるが、何だかちょっぴりすれ違い。ワン子のまりもは当然自分より後から来たあんずを下に見るが、ネコは群れを成さないので、あんずはそんな事お構いなし。あんずは時に欽ちゃん走りでまりもを威嚇しているらしいが、まりもは威嚇されているとは気づいていなかったりする。へそ天で寝ているまりもの腹を、あんずが愛おしそうにザラザラと舐める。しかしいきなりガビッと噛み付き、取っ組み合いになるが、仲良し姉妹だ。

バトル開始!!猫パンチ炸裂数秒前


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