2014年3月2日日曜日

今後の治療

今週は25日に7回目となるビタミンCの点滴を、更に28日には抗がん剤、そして翌日の3月1日には今後の治療方針を相談しがてら、A先生にビタミンCの点滴をしてもらう予定だった。

しかし、毎日針を刺すのは可哀想だし血管も大事にしなければいけないので、金曜日に予定していた抗がん剤の点滴もA先生にお願いしてみたらどうかとK先生にアドバイスを頂いた。
ビタミンCの点滴中。松剣の膝でリラックスモード。

先週の金曜日に測定したビタミンCの血中濃度の結果が出ていたけれど、それが目標としている濃度かどうか、また、目標値に達していたとしても今後どれ位の間隔で点滴すれば良いか
K先生にはわからないので、合わせてA先生に相談して欲しいと言う事だった。

A先生の元を訪れるのは、年末にビタミンCの点滴をしてもらって以来、2ヶ月ぶりだ。
久々にドライブ気分でワクワク出発。
途中のSAで購入したフライドポテトに興味津々!


予約の11:30より少し早く到着したが、相変わらず駐車場は満車。患畜さんも一杯。
この後ろ姿、チワワとは思えねぇ〜!

1時間後、ようやく診察室に呼ばれた。これまでの経緯はメールで報告していたので、先ずはビタミンCの血中濃度測定結果を見せると、まだ目標値には達していないので、もう1ランク上の濃度で点滴をするか、今1時間掛けている点滴時間を濃度はそのままで50分位に短縮するかで血中濃度を上げるように、との事だった。詳しくはA先生からK先生に連絡を入れてもらう事になった。

続いて今日一番の目的だった今後の抗がん剤についての相談をする。
A先生は、今はとても体調が良いので強い副作用を伴うかもしれない治療は余り勧められない。例えDーMACで寛解出来たとしても、寛解期間は2ヶ月くらいのもの。それならこの状態がどれ位続くかわからないけれど、エンドキサンを10日間隔くらいで入れながらビタミンCの点滴を続けるのが得策、との考えをお持ちだった。松剣も相方も同じ様に考えていたので、今後はこの状態をキープさせる事に決定し、取り敢えず今日は、昨日K先生の所で点滴するはずだったドキソルビシンとビタミンCを入れてもらう事にした。

W点滴なのでまりもを迎えに行くのは3時間後。買い物を済ませ食事に出掛ける。相方がうどんが食べたいと言うので早速食べログで検索したお店に向かう。
ちょっときたなシュラン。

ご夫婦で切り盛りされていて、20人も入れば一杯になる程のこぢんまりした手打ちうどんのお店だが、メニューも豊富でお手頃価格。相方は天ぷらうどんを、松剣はたまご丼ざるセットを注文。先ずは相方の天ぷらうどん。
揚げたてのエビ天が美味しそう!

続いて松剣のたまご丼ざるセット。
このボリュームで650円!

讃岐の太麺を出すお店が圧倒的に多いこの地域にしては珍しい、稲庭風の細麺。しっかりコシがあり、つるつるの麺は喉越し最高!うどんの汁も薄味で最後まで飲み干してしまう程。
丼もふんわり卵が絶妙じゃないですか!一口ももらえなかったけど、揚げたてエビ天はさぞ美味しかっただろう。

さて、食事を済ませた後は前回見つけた本屋に向かう。まりもを迎えに行く時間をもう1時間延ばして欲しいと病院から連絡があったのでゆっくりできる。席を確保し、お互い好きな本を選んでコーヒーを購入。
相方は芥川賞受賞作を、歴史好きの松剣は大好きな戦国物をチョイス。

買わない本を読みながらコーヒーを飲む・・・汚すとお買い上げなのでとっても気を遣うからか、活字がすんなり頭に入って来ない。そのうち睡魔に襲われウトウト。4時間はあっという間に潰す事が出来た。

まりもを迎えに行き、先生の話を聞く。今日は心毒性があるドキソルビシンを点滴するので、心臓もチェックしておきますと最初に言われたので、先ずはその結果から。何だか凄い動画を見せられた。収縮もちゃんとしているそうで全く問題無し。
すっげ〜、こんな機械初めて見るぞ!

続いて血液検査の結果。少し貧血気味なのとエンドキサンの副作用か、今すぐ治療が必要な程では無いけれど、少し腎臓に負担が掛かりつつあると説明を受ける。今後は腎臓の数値に注意をしながら抗がん剤の点滴をする事と、ビタミンCの血中濃度を早く上げるようアドバイスを頂いた。


今日は4時間も良く頑張ったので、隣のショップでまりもの大好物、スネ肉ガムを大量購入。
頑張ったのはわかるけどね・・・

再発したがんの治療には、ゆるゆると抗がん剤を続けた方が良いらしい事は、人間の治療でも言われているそうなのだ。しかし、決められたプロトコールで治療しなければ保健医療の対象外になるらしい。維持療法的にゆるゆると抗がん剤を使う場合、いくら同じ抗がん剤を使っても保健医療の対象外になるので、仕方なく決められたプロトコールで治療するしか無いと言うのだ。動物医療は元々保健医療ではないので、治療の選択肢は広く色々な方法が試されていて、A先生も経験上ゆるゆると抗がん剤を続ける方が良いと思うらしいのだ。
この選択が吉と出ます様に・・・

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