自宅から1時間半ほどの、古い街並みを保存した地域で行われるお祭りに行く為、少し遅めの
ランチをする事にした。以前から気になっていたお店で、目的地へ行く途中にある。
『おばあちゃんの』と言うだけあり、働いているのは年配の女性ばかり。とても落ち着くお店で、夏休みに田舎のおばあちゃん家に泊りに来た様な雰囲気だ。
土間の玄関から靴を脱いで上がると、畳の間にバイキング形式のお惣菜が並ぶ。
全種類を皿に盛り付けまりもの待つ席へと運ぶ。まりもが待っているのは・・・そう、縁側!
外のテーブルでも良いけれど、おかずが取りにくいからと、この席に案内して下さった。
全てここで働くお母さん達の手作り。もちろん材料の野菜も自家製。特にこの近くにはジャガイモの名産地があるので、揚げたてのコロッケは絶品!味付けも流行りのファミレスやコンビニの濃い味では無く、素材の味を活かした上品な味付けでご飯が進む。
おはぎやパウンドケーキなどのデザートまで頂いた後は、風情ある街並みへと移動。
このレストランから10分程の『安芸の小京都』と呼ばれる街並み保存地区だ。街並みをブラブラ歩きながら、街がライトアップされるのを待つ。
この辺りは『旧◯◯邸』など、昔の豪商や造り酒屋が軒を連ね、竹細工の工芸品を売っているお店や、民家を改造したおしゃれなカフェも点在し、ブラブラ歩くには丁度良い。
あちらのお店、こちらのお店と見ている内に日が暮れ始める。
街並みの道の両側にも、ここに並べてある竹筒に入ったろうそくに火が灯してあり、真っ暗になると街全体が幻想的な雰囲気に包まれる。
影絵の様になりますと言う、係員のお兄さんに勧められて撮ってみた。
ライトアップの幻想的なシーンを撮影するカメラファンが、至る所に三脚を立て、あるいは一眼レフの凄いカメラを構えてシャッターチャンスを狙っている。安っいデジカメでブレブレの写真を撮る松剣とは大違い。街並みのライトアップも何枚か撮影したが、暗〜くなっていたり、まりもの目がピカッとなっていたりで使えない。もっとカメラの腕を磨かねば・・・
今日もよく歩いたね、まりも。ちょっと疲れたかな?でも、とっても綺麗だったね。来年も又来ようね、まりも!