2013年7月26日金曜日

7回目の抗がん剤

いつもは相方が連れて行ってくれるK動物病院。今日は有給休暇を取得した松剣も一緒だ。
明日は一緒に病院に行くよと、昨夜から言い聞かせていたせいか、今朝はとっても早起きさんだったまりも。朝食を済ませ支度を始めるとソワソワ。さあ、行こうか!
そんなに嬉しそうにして・・・病院ですよ!

今日は比較的空いていて、すんなり待合室で座る事が出来た。待っている間、診察室に太っちょの柴系ワン子が呼ばれて入って行った。かと思うと、ひぇ〜!ひゃぃ〜ん!と悲痛な声が!心配そうに見つめるまりも。どうやら診察台に乗っけただけで、大騒ぎの大げさワン子だったらしい。
大丈夫かなぁ・・・大きなお兄ちゃんだったけど、そんなに怖いの?

15分程で名前を呼ばれた。今日はT子先生の診察で、先ずは体重測定。4.70kg、前回より50g減っている。あまり太らせると肝臓に負担がかかると思って・・・というと、元々肝臓が悪いわけじゃ無いので、食べ物で負担がかかる事は殆ど無く、余程質の悪い肉や、安いジャーキーを毎日大量に食べさせるなどしなければ大丈夫。あまり太り過ぎるとしんどいから、体重管理は必要だけど、食べられる内にしっかり体力を維持してやるようにね、との事だった。でも程々にしておこうね。
採血するね。動かない様、看護師さんがロック!

続いて血液検査の為の採血。まりもちゃん、大人しいけど動くといけないからねと、いつも優しく声をかけて下さるこの看護師さんも、ご自身のワン子を同じ病気で亡くされている。うちの子は結局グリグリが消えなくてね・・・だからまりもちゃんには頑張って欲しいと応援して下さる。因みに、今一緒に暮らしているワン子の名前は『あんず』。偶然だね!

さて、血液検査の結果。白血球数は7000台と若干少なめだが、その内5000何某かは好中球なので、抗がん剤決行。今日はエンドキサン。他の数値もバッチリで一安心だ。T子先生からK先生に交代して抗がん剤の点滴準備。
ちょっとカメラ目線で頑張ってるアピール?

今日は松剣の膝の上で点滴を受ける。手のひらに感じる優しい重みと温もり・・・
愛おしさと不憫さで、まりもへの愛情はどんどん深まる。

今日はすごいリラックス。太い松剣の足が心地良いクッションに?

膝の裏に僅かに残っていたグリグリも消えた。完全寛解まで行けそうだねと、T子先生。抗がん剤が出来る内はまだ良い。効かなくなってからが恐ろしいんだそうだ。
まりもと同じ頃、同じ病気と診断されたボーダーコリー君。抗がん剤を点滴すると白血球数がグンと減って戻らず、思う様に治療が出来なかった。インタードッグだけの治療で、1ヶ月程前に旅立ったそうだ。よく躾の出来たお利口ワン子だった。看護師さん曰く、ここで抗がん剤治療を受けている子は、どうしてこの子が!?って言う良い子ばっかり。何でだろうね・・・

今日も頑張ったね、偉かったよ!まりも。大きなご褒美ガムをあげようね。相方の手から奪い取るように後ろの座席へ運んで、ペロッと平らげる。
すっごい硬いこのガム。10分と持たない・・・

ガムを食べ、水を撒き散らしながらジャバジャバ飲んで落ち着いたまりも。寝顔も食べてしまいたいほど可愛い・・・親バカだろうか。
家に着くまで一寝入りしましょ。

次回は8月5日。抗がん剤の治療は後4〜5回ほどだろう。抗がん剤を完璧に切るタイミングでリンパ球療法を始める予定だ。このまま治療がうまく行きます様に・・・

2 件のコメント:

みゃんこ さんのコメント...

手のひら枕・・・、
ワンコのあごが手のひらに収まる感触、
忘れられないな~。

お水を元気に飲める子は、代謝がよくて強い子なの。
・・・と聞いたことがあります。

まりもちゃん、強い子だ~!

松剣 さんのコメント...

心が忘れたあの人も〜膝が重さを覚えてるぅ〜
って、歌がありました。身体で感じた事は
いつまでも覚えているもんですね。

そっか〜!強い子なんだ。
ジャブジャブ、ジャバジャバ・・・
ワン子は撒き散らして飲むけれど
ニャン子はチロチロって、
エレガントに飲むんですよ。