あんずちゃん、無事終了

今日の手術に備え、昨夜のご飯は夜9:00まで。剣道の稽古に行かなくてはならない為、少し早めで可哀想ではあるが、8:00に食事を片付ける事にした。

何も言わず下げるのは信頼関係を失っちゃいけないので、二階の専用ベットに寝ていたあんずの所へディナーをデリバリー。

 

 

手のひらに乗せてやると寝たままパリパリ。結構な量を食べ、いつも寝る前に食べるくらいを残してご馳走様をした。今日はこれでもう食べられんよと、声は掛けたが剣道から戻ると早速おねだり。

 

気を紛らわせてやろうと抱っこしたりキレイキレイしたり紐で遊んだり・・・

 

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それでもお食事台に乗ってはご飯くれ〜、腹減った〜と何度も催促する。あぁ可哀想・・・でも心を鬼に！

 

朝も夜が明けるかどうかの薄暗い時間から甘えん坊で催促。それでももらえないから可愛く鳴いてみたり・・・それでもダメなので今度はキレて背中をカプッ！ゴメンよ〜あんず。我慢してね。

 

 

仕事に出掛ける時間になったので、後は相方に任せ職場へ。あんず、頑張るんだよ！何度も声を掛けたがご飯をもらえないので、すっかりいじけモードのまま・・・

 

 

昼の12:00に連れて行く事になっていたので雨の中相方が連れて病院へ向かう。何が何だかさっぱりわからないあんず。ご飯はもらえないしこの前から何度もどっかに連れて行かれるし・・・

 

 

肥満細胞腫の中でもc-kitと言う細胞に異変が見られるタイプには『イマチニブ』という分子標的薬がとても良く効くと書いてあったので、病理検査で一緒に検査してほしいと相方に伝えてもらったが、確かに効果は凄いが取りにくい個所に腫瘍が出来ているとか、腫瘍が大き過ぎて手術が出来ない場合に使わないと、直ぐに効かなくなるから今回はその必要は無いと説明を受けたらしい。

 

仕事中、外線が鳴る度ドキッとする。麻酔の事故が無いとも限ら無い・・・手術中予期せぬ事が・・・考えると仕事が手に付かなくなる。天国のみんな、あんずの事守ってやって！

 

ようやく仕事を終え、職場の前まで迎えに来てくれた相方と病院へ向かう。何かあれば連絡しますと言う話だったけど、電話無かったから取り敢えず無事に終わったみたい。相方から聞き安心すると同時に早くあんずに会いたくってたまらなかった。

 

病院到着から20分後、ようやく診察室でご対〜面！良く頑張ったね、あんず！

 

取った腫瘍は病理検査に出す為、ホルマリン漬けにされていた。

 

 

マージン2〜3㎝って書いてあったから、もっと切るんだと思っていましたと言うと、あっ、それワン子の場合ね。ニャン子の場合はこれくらい。

 

詳しい検査をしないと分からないが、今の所予後の悪い内臓型では無いだろうとの事だった。そしてもしも検査で悪性だったとしても、小さいから早く取って良かったねで終わるかも知れないとも・・・

 

今日はご飯半分くらいね。あんずは脂肪が結構付いているので麻酔の覚めが今一と思うけど、明日もフラフラするようなら連れて来て、との事だった。抜糸は2週間後。検査結果もその時だ。

 

・・・今日はショックでご飯食べないかもね・・・

 

 

・・・ンなこたぁ〜無い！フラフラの酔っ払いの如くお食事台の上に上がろうとする。相方が支えてやるとパリパリポリポリカリッと。まぁ食べるわ食べるわ・・・

 

 

相当食べてフラフラっと倒れ込むように寝てしまった。

 

傷口は4針程縫ってある。もっと河童の様になると思っていたから良かったねぇ。

 

 

傷口は思ったより小さかったが、どれくらいで毛が生えて来るのか聞くのを忘れた。一応女子ですからね。

 

まりもがあんな病気になっていなければ絶対に病院になんて連れて行っていないし、あんずが甘えん坊で無ければこんなに早く気づく事も無かっただろう。

 

あんずは運が良い。だからきっと検査の結果も大丈夫！まりもやジュニア、ペー君だって付いているしね！

 

 

 

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