何か気になる所とかありますかと問われ、ハタと気付いた。2年前に交換してもらったどこかの部品・・・そう言えば助手席の足元にずっと置きっぱなしじゃん。
さすがの松剣でも気づかなかった訳では無い。処分しようと思いつつ、何ゴミよ?何曜日に捨てれば良いのさ?と見る度に思ってはいた。しかし助手席に座るのはいつもまりも。じゃま〜とか、まだ捨ててないん?などと言われる訳でも無かったので・・・
時には疲れて眠ったり・・・
時にはお外を眺めたり・・・
相方のお膝に座る事も、
膝の上で寝んねする事もあったね。
相方が買い物などで車を離れ、まりもと待っている時はいつも後部座席の背もたれの上に器用に乗っかって、相方が行った方を真剣に見ていたっけ。
そう言えば、普段から何の疑問もなく「助手席」って呼んでいるのだが・・・別に助手らしき人が座っている訳じゃないのにね。きっと意味や理由がありそうなので、ちょっと調べてみたら有力説を二つ発見。
一つ目は、街にタクシーが走り始めた大正時代。みんな着物を着ていた。当時のタクシーは外車で車高が高く、乗り降りが大変だったらしい。その度に踏み台を出したり手を取ったりする手助けが必要で、これらの補助をする人達を『助手さん』と呼び、運転手の隣にいつも座っていたから。
二つ目は、今はキーをひとひねるかボタンを押せばエンジンが始動するのだが、昔はクランクシャフトに棒を突っ込み、それを両手で回転させてエンジンをかけたらしく、運転席ではアクセルの微妙な踏み加減が必要だったために、運転手一人でのエンジン始動は困難でアクセルを加減する運転手と、更にエンジンをかける助手が座っていたから。
なるほど、そう言う事なんだな。松剣の助手席はまりもの特等席。今でもふと一緒に乗っている気がする時があるよ・・・
恥ずかしながら、2年前に交換して頂いた部品がそのままなんですよねぇ・・・処分していただけますか?
きっと呆れただろうな。ええっっーー、まだそのままなんですかっ?!今年も何か部品を換えて頂いた。見せてくれなくって良いから処分して下さいとお願いしておいた。
もう少しで総走行距離が6万キロに達する。相方の愛車同様、思い出がいっぱい詰まった松剣の愛車『ラピュタ』まだまだ乗るぞ!