一難去ってまた一難

またまたDICに陥る危険があったまりも。18日に2回ヘパリンを注射してもらい、翌日の朝にも注射をしてもらった。この日の夕方は血液検査をする為、相方も一緒に病院へ。

昨日からずっと病院ばかりだね・・・

狂犬病の予防接種やフェラリア検査の時期と重なり、19:00前だと言うのに病院はまだ混み合っている。待合室は一杯なので車で待つ事20分。名前を呼ばれ診察室へ。金曜日にクロラムブシルを飲ませてから食欲が全く無くなったまりも。体重も少し減っている。

しっかり食べておいて良かった・・・

続いて血液検査。首から少し採血。どうか血小板の数値が改善されています様に・・・
祈りながら結果を待っていると、血小板の数値は戻って来たんだけど・・・と、K先生。ホッとしたのも束の間、戻って来たのは良いんだけど・・・えー！今度は何？！血小板の数値は15万以上に回復し、取り敢えずDICの危険は回避出来たと言うのだが・・・

血液検査の結果を見ながら説明して下さったのは、白血球の激減だった。基準値6000〜17000の所、何と4050。こんなに下がった事、無かったよね、とK先生。一体この中に好中球はどれ位あるんだろう？グランは打たなくても大丈夫ですか？と聞くと、白血球が戻らなければ考えないといけないね、と。今度は敗血症の危険かよ！念の為ヘパリンと、抗生剤を2種類注射してもらい、翌日も病院へ来る事になった。

帰宅してからも元気が無く何も口にしようとしないまりも。呼吸も浅く速い。貧血になると全身に酸素を運ぶヘモグロビンも下がるので、酸欠状態になるらしい。苦しいのかな・・・
相方がレンタルの酸素ルームについて調べてくれたので、そろそろ借りてやらなければ。

日曜日の朝一、相方も一緒に病院へ向かった。今朝も全く食欲が戻っていない。うつらうつらとしんどそうにしているばかり。病院の待合室では少し緊張しているのか、表情はハッキリしているのだが・・・

今日も注射ですよ・・・

あれからどんな？下痢は？と、K先生。少し軟便です。歯磨き粉位。それ位なら良いね。熱は？全然熱っぽくないです。念の為測るよ・・・38.6℃、あー良かった、熱も平熱じゃね。
1週間効果が続く抗生剤は昨日注射したから、今日は1日効果がある抗生剤を注射するよ。
明日もね。

金曜日にクロラムブシルを飲ませる前までパクパクご飯を食べていたけど、昨日も丸一日何も食べていないんです。抗がん剤の副作用ですかね？と聞くと、その可能性が高いね、と先生。
こんなの見つけて買って来たんですが・・・と、チューブの栄養剤を見せると、あっ、それは脂肪分が多くて下痢する可能性があるからやめておこう。無理に食べさせずに、もう少し様子を見てみよう、と仰った。又美味しいの食べられる様になるのかな・・・

ぐったりと眠るまりもの姿を見ては涙が出る。夜中に何度も目覚めては、まりもの鼓動を確認する。単なる抗がん剤の副作用なら良いのだが・・・ジュニア、ペー君、天国のみんな、まだ連れに来ないでよ！