前回そば打ちに行ったのは、2017年の盆休みだったから、もう7年も経っている。
『あまり力を入れ過ぎず、猫の手で』という注意だけはしっかり覚えているんだけど。
今日はネイルをしているから、松剣頑張ってね。よっしゃ、任せとけ!
目指すは高橋名人よ。
今日はそば粉8割、メリケン粉2割のいわゆる二八そば。これが均等に混ざるようにふるいにかけます。
簡単な工程だけど大事な所。
何か少し思い出して来たよ。とにかくネチネチやっちゃダメだったんだよね。
そうそう、こんなホロホロでえーんかいなって思ったこと、思い出したわ。
そして案の定、口だけエセ名人が、隣の人と違うじゃろ、先生はそんなこと言ってんなかったよ、本当に不器用なんだから、などと横からうるさい。
先生は、上手ですよ、そんな感じですと誉めながら、しかし間違った向きで混ぜたり捏ねたりしていると、そんな事は言ってませんよとキチンと注意してくださる。
すみません、この人不器用なんですよ~と謝りながら、そして時折先生に手を加えていただきながら、何とかそれらしい塊が出来てきた。
ここから麺棒で延ばしていくときが猫の手だったかな。
上手ですよ、その調子で。
松剣が誉められるくらいだから自分にも簡単に出来ると思った相方。
ちょっと代わってうちにもやらせてみて。
いいよ、やってごらん。
うわっ、破れてしもうた!あっシワが出来てしもうた!
おいおい、大丈夫かいな。
破れたのはネイルが引っかかったからよ。でも見よったら簡単そうに見えたのに、結構難しいね。
でしょ。解ればよろしい。
ここでもちょっと先生に手伝っていただき、何とかそば切りの工程までたどり着いた。
切るのはうちに任せて!細い方がのど越し良いよね?細く切るね。先ずは先生のお手本を。
うわっ、凄い細っ!あんなにはならんじゃろうが、先生の手ほどきを受けて٠٠٠
えっ、太っ!そうよ、出雲そばは太いじゃん。これは出雲そばよと言い切る相方。
いやいや、もうちょっと細くしようや。
少しはリズム良くなってきたな。まぁこんなもんで上等でしょ。
ここまで掛かった時間は1時間半近く。プロの人は約25分ほどなんだそう。素早くやらないとそばの水分が手の温もりで取られてしまうんだって。あーそれで回りにビリビリひび割れが出来るのか。納得。
打ったそばは幾らか出せばここで湯がいて食べることが出来る。頼んでおけばむすびや押し寿司と一緒に。
おーっ、お店で食べるそばじゃん、旨そう!
よ~く見ると細いのやら太いのやら、くっついているのやら。一口食べた相方、そばは細い方がおいしいね。えっ?出雲そばじゃなかったんか~い!
でもそこも含めて自分で打ったと思ったらおいしいね。
相方曰く、そばは食べに行くに限る。
そうかな?おいしいと思うけど。名人には程遠いけどね。
0 件のコメント:
コメントを投稿