ロマン溢れる城めぐり

夕べはこれのお陰か、意外とよく眠れた気がする。寝るときはいつもスエットで寝ているが、たった一泊二日でそんな荷物を増やしたくないので、ホテルのバスローブみたいなの着て寝るか٠٠٠でもあれは起きると前がはだけたりなんかして寝心地悪いんだよね、とか思っていたのでこれはとてもありがたかった。

ゆったりサイズで肌触りも良く快適だったが、いつものように腹がペコペコで目が覚めた。

朝食は6:30から。さっさと準備をして朝食会場へ向かう。

ホテルに隣接された和食の店なので、生け簀がある。なんかすごいな。

料理はパン、ご飯におかずは和洋中と豊富。さすが、お造りまであるよ。

先ずはパンから。玉子はだし巻きとスクランブルエッグ二種類食べ比べ。両方うまい。

アイスカフェラテ、シロップ入っとらんかった。次はアイスカフェオレにちゃんとシロップ入れてパンの第二弾。クロワッサンとスクランブルエッグもう一回。カフェオレにはちゃんとシロップ入れて。

お造り食べたいのでご飯も食べます。名物、ママカリ漬けも一口サイズなのがいいね～。

充実のデザートコーナーも勿論あります。

ここからチョイスの締めデザート。コーンフレークミルク掛けにヨーグルトにはいちごシロップ。フルーツとプリンもいただきます。

うわっ、プリンうまっ!昔ながらの硬い系。こんだけ食べれば昼まで持つでしょ。

今日は近いのに行ったことない岡山城へ行き、瀬戸内市に住む友人と昼食を共にするスケジュール。

ここからしばらく歴史を語ります。興味ない方はここからスルーで宜しいかと。

岡山駅から路面電車で約5分。電停で降りて整備された公園を抜けると遠くに天守閣が見えてくる。

この旭川を自然の堀として利用したのだろう。そんなに大きな城ではなさそう。

と思ったが、近づいて行くと、何か思ったより凄い。

昭和４０年代に再建された建物だけに、歴史的価値はあまり高くはなさそうだが、青い空に黒の天守閣が何とも美しい。金烏城の別名も納得だ。

天守閣を目指して１つ目の門をくぐる。

城主専用の廊下で、この上から敵を迎え撃つ役割を果たしたそうだ。

ここから更に天守閣を目指して進んで行くと、２つ目の大きな門に出くわす。大手門か?と思いきや、不明門(あかずのもん)という、普段は使用しなかった門だった。

特別な人しか通れなかったということみたい。

そうしてやっと辿り着いた天守閣。

おおっっ！ここから見上げると圧倒されますな。早速潜入します。

入城料400円を払った階が地下一階になる。岡山城の全体模型や絵巻の展示コーナー。

一つ上の1階は体験コーナー。火縄銃や日本刀などの実際の重さを知る事が出来る。火縄銃は想像よりかなり重い。照準を合わせたまま引き金を引くまでの僅かな時間でもズレないようにキープするのは辛い感じ。

2階に行くと江戸時代、池田氏になってからの時代を説明するコーナー。

再現された城主の間。見どころの一つなんだそう。

そして3階は、岡山城の成り立ちを語る上で、絶対に避けては通れない、関ヶ原の合戦を詳しく説明するコーナー。

岡山城にゆかりの深い宇喜多氏、小早川氏、池田氏について深堀りしている。

秀吉の奥方、高台院(おね)の甥で、後に小早川家の養子となる秀秋の裏切りにより、毛利輝元を総大将とする西軍が負けてしまうが、徳川家康率いる東軍が勝った事により、その恩賞として岡山城主となる。

しかしこの秀秋、城主となって僅か2年後、21歳の若さでこの世を去る。

思いもよらぬ裏切りにより討死した大谷吉継の亡霊が夜毎夢枕に立ち、気を病んで亡くなったと言われている。

宇喜多秀家は西軍が負けた事で岡山城主の座を失い、八丈島へ島流しとなり、彼の地で84年の生涯を終えた。

慶長8年以降は姫路城主だった池田輝政の次男、忠継が城主となり、明治まで池田氏の時代が続いた。

今回はごめんなさい、大した城じゃないと思っていたのよ、岡山城。でもなかなかどうして、凄いじゃないの。

城めぐりはロマンだな。仕事を引退したら全国の城をめぐるのが松剣の夢。今回も良い旅、いや仕事でした！次はどこに行けるかな。

自分にできる事

能登半島を襲った地震で被害に遭われた方々にお悔やみを申し上げるとともに、被災地が一日も早く復興することをお祈りします。

西日本豪雨では、全国各地から多くの人達がボランティアに来てくださり、義援金や救援物資もたくさん頂いたので、何かお役に立てることはないかと考えるも、能登半島はあまりにも遠く寝食を自分で準備することを考えると、やはり義援金しかないかなと思う。

しかし、ある芸能人が、地元で経済をしっかり回すことも復興に少なからず影響を与えるはずで、これもまた必要な事と語っていた。

楽しいブログをアップするのも気が引けるなと思っていたが、なるほど、そんな考えもあるかなとも思うので、普段通りブログをアップすることにします。

というわけで、またまた組合の出張でやって来たのは晴れの国、岡山県倉敷市。

あんずとまりも、ふたりを初めて連れて旅行に来た思い出の場所。もう15年近くも前の事だな。旅館であんずがいたずらばかりして寝られなかったっけ。

そんな事を考えながら、先ずは昼ごはんを食べるお店を探します。

予め調べていた洋食屋さんは、他人のブログで見つけたお店で、寂れた駅ビルの地下にあると言う。

あった、多分ここ。こんな名前のビルだった。スナック街って言うのも昭和っぽくて大好き。

地下に降りてみると、本当に寂れている。見掛けた人も5～6人。

あっちもこっちも空き店舗。20軒ほどあった店舗のうち、残っているのは6軒。

そんな中で頑張って営業を続けているお目当ての店、発見。

ほとんど歩いている人も居ないのに、お店に入ると3組もお客さんが座っている、何とも不思議なお店。

店内は汚なシュランになりかけで、カウンターに座ったが、目の前のコーヒーサイフォンはいつから洗ってない？って感じ。

店に入る前から何を食べるか決めていたが、一応渡されたメニューを見てみる。決めたメニューに揺るぎはないのを確認し注文。

じゃ～ん！オムライスドリア。中はケチャップライスではなく洋風焼き飯。なんともウマイ❗とろっとろのチーズがたっぷり、のび～るのび～る。こんなおいしいのに、こんな所で勿体ないですよ、マスター。思わず口に出しそうになったほど。他のものも食べてみたいが、夜も懇親会でごちそうなので、これだけにしておきます。

さてと、本日のミッション。ここから歩いて5分も掛からないホテルで開催される、中国ブロックの会議に出席せよ、との事。14:00の受付で30前に到着。迷わず来れたから余裕よ。

17:00までの会議が終わればお楽しみの懇親会。既にメニューとクラッカーに色々乗っけて食べる、ワインに合いそうなオサレな前菜が回るテーブルの上に乗っている。

両隣の人と他愛のない会話をしながらその時を待つ。腹ペコなんよ、乾杯はよ。

お造り三種盛りに豚バラ肉と野菜の鼈甲餡。濃い醤油で色付けした調味出汁を煮立ててとろみを付けたのをそのように言うんですと。味濃いな。白飯に超絶合いそう。

ブリの照り焼きに、牡蠣フライと思いきや、帆立と海老と鮟鱇の揚げ物三種。自家製タルタルでどうぞ。揚げ物はソース派の松剣だが、タルタルうまいな。ホント白飯と食べたいよぅ。

早くもシメとデザートですか。でも結局2人分頂いた料理もあり、寿司に至っては全種類３貫ずつと好物の巻き寿司４つゲット。いやぁ〜満足満足。

少ない物資を寒い避難所で分け合って食べている被災地の方々に申し訳ないので、よく食べる左隣りの若い人と二人で我々のテーブルは何も残さないように食べました。

明日の朝はこれも超楽しみな朝食バイキング。ここのホテルの朝食は高評価。昼ご飯食べんで良いくらい食べちゃいます。

早速ご利益あり？！

 謹賀新年

 

本年もよろしくお願いします

令和六年。始まったばかりだけど、今年もあっという間に暮れるのでしょうが、何とか無事に一年間過ごせますように。

毎年初詣は元日には行かないが、今年は夕方から互いの実家に帰る事になっているので、何年ぶりかに元日に行く事にした。

うひょーっ、凄い人❗境内の反対側の駐車場から入ったので、一度境内を通り過ぎて階段の下から並び直します。

しかし元旦とは思えぬ暖かさ。背中がポカポカを通り越して暑いくらい。並んで待つのもそう苦にはならない。

階段を少しずつ進みながら境内に到着。一礼して鳥居を潜り、右側にある手水舎に相方と交代で向かうと、欄の花びらが浮かべてある。何か綺麗だな。でも相方に、大腸菌がうやうやいるから口はすすいじゃいけないって言われたから手だけお清め。

コロナ禍の時は閑散としていたが、今年は出店もあって賑わいも復活。これくらいじゃないとやっぱり寂しいもんね。

ここまで30分くらいだったか、思ったより早く本殿に到着。丁寧に去年のお礼と今年の事をお願いし、恒例のおみくじを引きます。

自動販売機か～。何かやっぱり自分で引きたいよね。と思ったらあるじゃん。

さてさて今年の運勢や如何に？

松剣、今年も大吉。相方中吉。去年は小吉だったからちょっぴり上昇。

⌈凡て小さい事も用心してすればよろしい⌋

肝に命じて結んでおきます。

ふと足下に変わった植物発見。葉牡丹と思ったらサボテンの種類みたい。お初にお目にかかりますが、何かかわいいですね。

お札も買ったので、帰る前にお神酒代わりの甘酒をいただきます。

一口飲んだ相方、ぬるっ！猫舌の松剣、安心してぐいっと飲み干した。あまりおいしくないと残した相方の分まで。そうしたらこの甘酒、とんでもなく⌈酒⌋だったのだ❗

何か苦いと思ったんだよね。念のため、帰りの運転は相方に任せ、松剣助手席に座りショッピングモールへ向かったが、みるみる顔が真っ赤に！酒気帯びになるところじゃったわい。危ない危ない。

家内安全、肌守り、交通安全とあんずのお守り。早速ご利益があったって事かな。

そんなこんなで始まった令和六年。今年も松剣一家をよろしくお願いします。