中は物凄い人!以前来た時はここまで賑わってはいなかった。ここは確かに日本のはずだが日本語が聞こえて来ないのだ。有り難い事に殆ど韓国・中国の方だ。
あまりの多さに展望台へのエレベーターは何と40分待ちだって!折角来たんだし時間もあるから並ぼうよ。お腹も大して空いてないしと言う相方の提案で列に並び、やっと着いたら1時間近く経っていた。
でも長い列に並んだ甲斐があったね〜。こりゃ絶景だわ。
一番上の写真のこんもりとした森。大坂夏の陣では徳川家康が、そして冬の陣では真田幸村(信繁)が本陣を置いたと言われる茶臼山だ。そして本当に小さくて見えにくいが、左下の写真の青っぽいビルの前には大阪城が見える。まるで太閤秀吉の気分!
こっちは日本一高いビルと日本一態度がデカイ女のツーショット。さすがのアベノハルカスも小さく見えとるがな。
ビリケンさんともツーショット。足の裏もちゃんと掻き掻きしてね。
なんやかんやで通天閣の滞在時間は約2時間くらい。もう少しこの界隈を散歩しようか。松剣行きたいところあるんでしょ?どこだっけ?
良いんですか?それじゃしばしお付き合いを。
昭和大好き人間の松剣、この看板と店構えを見るだけでもうワクワク。店の中は意外にも若い人が多い。壁際には景品がズラリ!
台の横のコイン投入口に100円を入れると台の上の方から青いビー玉を大っきくした様な玉が25個ガラス面をゴロゴロ転がって出て来る。台の右横にある棒を手前に引いて手を離すと玉が弾かれ、数字の中に入れば書いてある数の玉が出て来る。パチンコを大きくして手動にした感じ。
結構数字の所に入るよ!たった100円で意外と遊べるね。いやぁ付きあってくれてありがとう。満足です。
外に出るとすっかり陽は落ち夜の帳が下りている。
いやぁ〜それにしても大阪らしいド派手なネオン。電気代大変じゃないのかな。この界隈は串カツ屋がしのぎを削る激戦区。とにかく派手に目立つのが肝心。お店の人の呼び込みも凄い。
そろそろお腹も空いたし、行っちゃいますかニ度付け禁止。こんなに凄い行列が出来たお店もあるけどガラガラの店もある。どこにする?
前回食べたお店にしよう、美味しかったし。白飯無かった気がするけど良いや。お店は満席だけど行列までは出来ていないようだ。
丁度良く二人のお客さんが出た所。ちょっと待っといて下さいね、ここ片付けるさかいに。お店の方の大阪弁が何気に温かい。
飲み物、何にします?お冷で良いです。取り敢えず直ぐに食べられるどて焼き二本、お願いします。
白味噌ベースの甘めの味付けで煮込んだ牛すじ肉が口の中でトロけるぅ!やっぱり白飯無いのは辛いな。
そうそう、メイン頼まなきゃ。適当に頼むよ、と相方。お任せします。
今から言うの二本ずつお願いします。アスパラ、椎茸、レンコン・・・相方にお任せしたら全部野菜じゃん。そう思ったらちゃんとカツも入れて全部で6種類。
キャベツは食べ放題。勿論これも二度付け禁止ですよ!
ウスターソースの酸味を少しまろやかにしてあっさりさせた感じ。カツをこの中にどっぷり付けてもそう辛くは無い。アツアツの揚げたて衣にソースがシュワっと浸みる。ソースによって少し柔らかくなった衣に中の具の旨味が口一杯に広がって・・・あぁ美味い!!
やっぱり白飯欲しい〜〜!!横の相方、やっぱりビール飲みた〜い!でも歩けんようになるかな・・・大丈夫。そうなれば新世界に置いて帰ってあげるから。うそうそ、ちゃんと連れて帰ってあげますよ。
そうですか、なら遠慮なく頂いちゃいます。
あぁ〜美味しい!やっぱり串カツにはビールでしょ。松剣飲まないでよくそんなに串ばっか食べられるね。いやいや、串カツには白飯ですよ。
結局白飯は無いままこの後、松剣ひとりで5本を追加。もっと食べたいなぁ〜というところで止めるのが一番美味しいんだ。これで終わりにしとこ。
お腹も満たされた所だし、そろそろ来た道戻ろうか。あんずも待っているから。
商店街を歩いているとオモロイの発見!変なガチャガチャ〜。エロいのFのお土産にしたろ。それにしても結構購入者いるんだな。
暫く歩いて商店街を抜けると相方が手招きする。指差す方はパチンコ屋。どうやら懐かしいパチンコ台を置いている様だ。
入るしかないでしょ。
近頃のパチンコ台は数字が揃うと大当たりになる、いわゆるフィーバーが主。しかしここにはすっかり見掛ける事が無くなった『羽根モノ』と言われる普通機がズラリと並ぶ。
往年の名機『ビッグシューター』。500円やってみよ。
ナント!真ん中のVに入りほんの20分程度で4,500円ゲット!さっきの串カツ代タダやんけ。
あー楽しかった〜。それにしても新世界の辺りは松剣が子供の頃の懐かしい昭和40年代、いやもっと以前の昭和30年代の佇まいを色濃く残す、何とも不可思議な街だな。
看板もだけどお店の造りや町並み。そして何より大阪のおっちゃんとおかんの人情は最高だ。駅のホームで迷っていると気さくに『どこ行きはりますの?』と声を掛けて下さる。道の説明はよ〜く聞かないと分かりにくいけど。
平成の街並みに日の本一のビル。その下には昭和の町並みにちょっと取り残された様な人々が暮らしていて、何とも言えない哀愁が漂っていると相方は言う。
オモロイな、新世界!好っきゃねん、大阪!
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