労働組合の役員を仰せ付かっている松剣。7月の参院選に立候補する組織内議員の形勢がとても悪く、総連挙げての応援が必要で、その為には先ず執行部が政治に興味を持ち、組合員さんに組織内議員を応援する必要性を理解してもらうと言う趣旨の下、上部団体の計らいで国会見学と相成った。相方とまりもが駅まで送ってくれ、7:00の新幹線で東京へ向かう。天気が良いので富士山を見られるかと期待したが、残念ながら静岡は曇り空。ここ3年間で4〜5回東京へ行っているが、冬の良く晴れた日じゃないと難しい様で、全て空振り。次回に期待しよう。
4時間程で東京に到着。先ずは地下鉄で永田町の参議院議員会館へ。国会議事堂の裏手に位置し、隣には衆議院議員会館、総理官邸などがあり、強そうなガードマンが何人も目を光らせている。そんな物々しい警備の中、ゲートパスが配布された。ここからは撮影禁止。
自動改札口の様なゲートは失敗するとバシャンと閉じてしまう。
ゲートをくぐり抜け昼食会場へ。朝ご飯、5時過ぎに食べたので超腹ペコ。引率者の話もまともに聞けぬ程、目の前に置かれたお重入りの豪華そうな弁当が気になって仕方がない。
昼食会場内では撮影OKと言うので1枚。
1,000円〜1,500円くらいか?海老フライと牡蠣フライは本格的。
昼食後は各自で記入した傍聴券を持ち『消費税問題に関する特別委員会連合審査会』を傍聴する為、国会議事堂へ移動。門には警察官が3人。先程のガードマンより更に厳しく目を光らせる。ゾロゾロとガードマンに連れられ議事堂内へ入ると、手荷物、カメラ、携帯をロッカーへ預けさせられ、国際空港さながらのチェックを受ける。松剣、腰に付けていた万歩計を外すよう言われたし、ポケットの中も全て検められ、ガムを没収された人も居た。
傍聴席からは、麻生太郎氏の質疑を聴けた。
「○○君!」と言う例のやり取りを15分程傍聴し、国会議事堂内をガードマンに連れられぐるりと見学。今度はあの雛壇の、通常国会が開催される場所を4階から見下ろす。陛下がお掛けになる真ん中の凄い椅子や、皇族方の傍聴席などもハッキリと見える。重厚な絨毯が敷かれた廊下からは、陛下の御休所もガラス越しに見る事が出来る。それにしても、これまでに見たどんな建物より豪華だった。国賓級の人が来る所だから当たり前だけど。
議事堂内を見学して記念写真を撮り、先程の参議院議員会館に戻ると次は議員さんの事務室を見学。
議員さんの事務室がズラリと並ぶ。全部で242人の議員さんの部屋がある。
組織内議員さんの部屋の中。どの部屋も広さはほぼ同じで、右奥のドアの向こうは秘書室になっている。
廊下の窓から国会議事堂を下に見る。なかなか撮影出来ないアングル。
滅多に出来ない経験だったけど、庶民の感覚とはかけ離れた別世界と思った。政治に興味どころか、もっと遠い存在に感じてしまった。自分とは全く関係の無い所・・・我々の税金で成り立っている事だから、それじゃまずいとは思うのだが・・・
まりもと離れて眠りたく無いので、今日は日帰りを希望した。東京はいつも人が多すぎてクタクタだ。
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