2025年5月1日木曜日

たまにはイイね!

今日は天気も良いし母の体調も良さそうなので、本当に久々に両親とちょっと遠出のドライブに出掛ける事にした。


行き先は決めていない。山の方へ行こうと話していたが、母が海の方が良いというのでつつじが見頃の音戸の瀬戸に決定。


しかし、朝一で母が病院を予約していたので、それが終わって家を出たのが11時を回っていた。


もう腹ペコなんよ。音戸まで持たんわ。ネットで周辺のランチを食べられる店を検索すると、音戸の手前の軍港だった辺りに何か良さ気なカフェを発見。


しかし両親は2〜3度行った事があると言うではないか!でもあんたが行った事無いなら行ってもえーよ。テラス席は気持ち良いと思うし。


高速飛ばして行くと思ったより随分早く、1時間程で到着。




人気のカフェなので、3組先客がいるが天気が良いので、テラス席を希望したら、意外と皆さん中を希望されていたので15分程で案内された。


戦時中は海軍基地だったこの辺りは、今は海上自衛隊の基地。テラス席からの風景もこんな感じ。















海上自衛隊の潜水艦や護衛艦が何隻も係留されていて、写真を撮っている人も多い。


ふと見るとこんな張り紙がある。






上を見上げると子育て中の巣がありました。ちょこっと尻尾らしきものが見える?















少し離れた場所から親鳥が辺りを警戒しているのかな、キョロキョロと見回している。


ツバメが巣を作ると店が繁盛するんだってね。どうりでお客さんが多いはずじゃわ。


潮風が何とも心地良い。テラス席は勿論わん子OK。まりもが一緒ならとっくに探して来ているね。




以前両親がふたりで来たときはピザが食べ放題だったというが、今日は平日だけど土日と同じ扱いになるそうで、平日のピザ食べ放題はなし。残念〜!


今日は人手が少ないので土日用の絞られたメニュー。でもひと目見て決めていました。




+150円でご飯も大盛りにしてもらいました。肉も柔らかいけど形成肉ではなくちゃんと旨い。


父は少し迷って海自カレーに。
















ひと口ルーをもらってご飯にかけて食べてみたら!ちゃんと本格カレーなんよ。辛さもピリッとしていてコクがあり、少し経ってほんのり甘みも感じる絶妙バランス。


母はナポリタンスパゲティを注文。




麺がもちもちでとっても旨い!具にプリップリの海老なんかも入っている。しかし母は昔の人なので、もっとサラッとしている方が良いらしい。


ひと口ちょうだいと食べた父のカレーが気に入ったらしく、半分以上食べられてしまった父。可哀想に、笑いながらスパゲッティを食べていた。


お腹も落ち着いたところでこの先にあるつつじで有名な観光スポットを目指す。車で15分もかかるまい。


平日なのでパーキングはお年寄り多め。みんな見頃のつつじが目的だろう。















これは見事!しかし満開のつつじは遠くから見るに限る。近くで見ると少し枯れ始めて茶色くなっている。


広島では有名な観光スポットだが、松剣ここまでしか来たことがない。この上にも展望台があると言う。行った事無いなら上がって見るかと父の提案に感謝。展望台には平清盛公の銅像があったのだ。





この辺りの海峡は潮の流れが速く、開削工事は難航していたそうな。そんな工事が完成間近を迎えたある日、今にも沈まんとする夕日に向かって金の扇を扇いだところ、日が舞い戻りその日の内に工事が終わったという『日招き伝説』。んなこたぁあるわけないが、謎多き伝説らしい。


音戸の瀬戸と平清盛公の関係は、知っているようで詳しくは知らなかったな。


そしてこんな建造物も残っている。











へぇ~こんな所にこんな戦争の遺構があったとは。これも知らんかったわ。













しかも眺望が素晴らしい!上がって来て良かったな。


ここから橋を2つ渡ってドライブ。まりもと最後のドライブに来た豆腐屋さんを目指す。『梅雨の晴れ間に


寄り目にして豆乳ソフトクリームおいしそうに食べたっけ。あれからもう11年か。


隣に新しい店が出来ていた。




新食感のスイーツとな。














味はわらび餅に近く、食感は豆腐。冷たくておいしいが、流行るかと聞かれればさほどでもない感じ。ブルー・ハワイのソーダは上のアイスが豆乳アイスで、普通のアイスより溶けにくく、こっちの方が当たりだったかな。


今日は汗ばむ程良い天気だったし、運転も父任せで行き帰りの風景も堪能させてもらいました。


リウマチであまり長く歩けなくなってしまった母だが、元気な頃は父とよくこの辺まで釣りに来たと懐かしそうに話しているのを聞くと、たまにはこうして刺激を与えるのも良さそうだと感じた。


本当に認知症なのかな?とふと思うときもあるが、さっき自分が言った事を忘れたり、父の言う事を信用出来ずに自分で確かめないと気が済まなかったりするのを見ると、やっぱりそうなのかな、とも思うのだ。


でも一進一退でゆるゆると何とか生きてくれたら良いかな。たまにはこうして出掛けたりしながらね。




0 件のコメント: