台所の水屋。
この際だから要らない物を処分して綺麗にしようと言う事で、大掃除決行中。
松剣も相方も、何でもかんでも取り敢えず取っとこ、適当に突っ込んでおいて後で片付けよう的な、典型的な大雑把で整理整頓が苦手なタイプ。
こんなふたりなもんだから、まぁ出るわ、出るわ、要らない物だらけ。
パソコン周辺、居間のテレビ周辺٠٠٠中の荷物を全て出して、先ずは必要な物を選別。
え~そこ入る?狭いじゃろ。
しかし相方が便箋や封筒、切手類を整理し始めると!
アハハ!そりゃどう考えても無理だって。
ここ数日、ふたりで掃除ばかりしているからか、かまって欲しいアピールかな。
それにしても100均って凄い。こんな事出来んかなぁ、このスペース活用したいよねって時は、100均に行けば大抵の物はある。
デッドスペースはつっかい棒二本に専用の台を乗せて二段で活用。
写真屋さんで現像したらタダでくれていたアルバムに、適当に馳せ込んでいた写真もアルバムに丁寧に入れ直した。
ジュニアやぺー君と暮らした頃は、まだデジカメが普及していなくて、殆ど現像した写真。
M美やY、剣道でお世話になった先生。職場の上司や先輩など、今は亡き懐かしい人の写真も沢山。
貧乏性で、なかなか物を棄てきれない松剣。頂いた年賀状や手紙も30年以上保管してあり、その中にはM美から届いた年賀状も。一人息子のJが誕生した頃からずっと年代順に整理した。
保険の証書や様々な書類を適当に突っ込んでいたテレビの下。
下の段は要らないものが半分以上を占めていた。整理したらA4の書類入れにこれだけ。
色々懐かしい物が出て来た。どうせ見返す事なんて無いとわかっちゃいるけど棄てられない。
高校の受験票や合格通知、既に離婚してしまった友人の結婚式の招待状や席次表。更にはさゆりちゃんのコンサートのチケットやお土産に買った饅頭の箱の包み紙。相方と行った旅行先のパンフレットなどなど٠٠٠
自分でもこんな物、何の役にも立たないとわかってはいるが、あぁこのコンサートではああだったなぁ、あの旅行ではあそこで相方とこんな話をしたよなぁと思い出すと、どうしても棄てられない。
まぁ松剣が先にあの世へ行けば、相方が何の躊躇もなくバッサリ処分してくれるだろう。
しかし問題は相方が先にあの世へ行った場合。相方やジュニアやぺー君、まりもやあんずとの思い出に浸りながら、何一つ棄てられない自分を想像する。
そして最期は一体誰がこの家の物を処分してくれるのだろうか。本格的な断捨離って難しいだろうな。
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