7月14日はジュニアとお別れして13年。まりもと出逢えたのもジュニアのお陰だ。
こうして見るとあまり似てはいないのだが、初めてまりもと出逢った時、松剣も相方もジュニアの面影とダブったから。
勿論ジュニアは雑種。デカいけど一応血統書付きのチワワだったまりもの3倍近くの大きさだった。
短足のまりもに比べ足が長くて走るのもとっても早かったよね。
この角度から見るとちょっと似ていると思うんだよね。
松剣と相方がまりもと出逢ったのはジュニアとお別れして丁度半年だったから、思い出の中でごっちゃになり、それがまりもとの事だったかジュニアとの事だったか分からなくなる時がある。
警戒心が強くとっても賢い子だったけど、とても怖がりさんで番犬にはならないね、といつも相方と笑い合っていた。
そんなジュニアが一度だけ、本当にありったけの勇気を振り絞ったんだと感心する出来事があった。
まだぺー君が元気で勇敢な若武者だったある雨の日の朝、いつものようにぺー君はリードに繋ぎ、ジュニアはリードなしで傘を差して散歩に出掛けた。
散歩コースは自宅から300メートルほどの公園なのだが、家を出て半分くらい行った空き地の角で、何と大きなシベリアンハスキーがひとりで散歩しているではないか!
首輪には途中でちぎれたリードがぶら下がっている!うわっヤバイ❗喧嘩っ早いぺー君、こんな大きいのと喧嘩したら絶対負けて大怪我だ。何とかしないと!
松剣パニック状態。闘牛士のように差していた傘でぺー君をハスキーから隠すように頑張っていると、滅多に怒らないジュニアがハスキーを相手にワンワンとそれはそれはけたたましく吠えたのだ。
相方はその声を聞き、あの鳴き声はジュニア!何かあったに違いない❗そう確信して家から飛んで来てくれた。
孤軍奮闘中の松剣、何とかハスキーの首輪にぶら下がっていたちぎれたリードを引っ張り、側に駐車してあった誰のかわからない軽トラックの荷台にくくりつけようとしているところだった。
相方もびっくり!すぐにぺー君のリードを引っ張り連れて帰ってくれた。
それから程なく知らないおじさんがハァハァ言いながら坂道を登って来た。手にはちぎれたリードの片割れが٠٠٠
いやぁ~それにしてもビビったわ。でもジュニアのお陰で助かったよー。何度もほめてやりました。
あんな勇敢なジュニアは初めて見たね。相方といまだに話題になるほど。ジュニアのたったひとつの武勇伝。
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