前回400mlをしてから日付が足りないが、成分献血なら出来るとカードに表示がある。時間はたっぷりあるから献血ルームを訪れてみるか。
いつもは会社に来る献血バスでやるのだが、今日は車で20分の献血ルームへ。出来て2年、初めて来る。うわぁ〜まるでカフェじゃん!
以前は別の場所にあり、こんなにきれいじゃなかったが若い頃は頻繁に行ったものだ。
その当時、成分献血をするとVHSのビデオテープや500円分の図書券をくれていた。超ボンビー生活を送っていた松剣にとって、とても有り難い代物だったのだ。血を売っていた事になるのか?!
平日というのに結構人が多い。受付で手続きを済ませるとポケベルの様なものを渡され、これで呼ぶまでジュースでも飲んで待っていて下さいと仰る。携帯も会話はダメですがメールやゲームは良いですよ、との事だった。
紙コップで出てくるジュース。種類は少ないが飲み放題!ならばオレンジジュースを頂いちゃいますかね。
テーブルには花なんかも飾ってあり、とてもリラックスできる空間。雑誌や漫画も読み放題。
珍しげに写真を撮りつつジュースを飲み終えた頃、ポケベルの音楽が鳴り、こちらへどうぞと通されたのが採血ルームだ。
圧迫感などまるで無く、何だかリラクゼーションにでも来たみたい。
少し採血し、成分献血なのでいつもより入念な検査をする。普通はヘモグロビンの濃度だけしか見ないが、白血球や血小板の数値などなど・・・体調などの問診も問題は無く早速献血開始。
1つのベッドにそれぞれテレビが付いている。ここでもメールやゲームOK。凡そ1時間を退屈する事無く過ごせる様になっている。
献血には全血献血と成分献血があり、全血献血には200mlと400mlが、成分献血には血小板成分献血と血漿献血と言うのがある。
全血は血液を取るだけだが、成分献血は採血しながら遠心分離機にかけ、血小板や血漿だけを取り出し、回復の遅い赤血球は再び体内に戻す。このサイクルを1とし、目標量の血小板が集まるまで3回ほど繰り返す。
時折看護師さんが様子を見に来て下さる。血小板の量が多い人ほど早く終わるそうで、松剣もかなりハイペースで進んでいると教えて下さった。
90分くらい必要な方も居られるらしいが、50分程で終了。最後に血圧を測るのだが、上が98でいつもこうですか?と少し心配される。
全く問題ありません。元々低いんですよ。上が110を超える事はまずないですから・・・そうですか、それなら安心しました。正常範囲内ですね。
刺していた針を抜きテープを貼って無事終了。採血ルームを出るとお疲れ様でした、アイスクリームのコインをどうぞと手渡された。
アイスまで頂けるんですか!?嬉しいですね〜。
あ〜迷うなぁ〜、どれにしようかな。ここは消去法で・・・まずは松剣の中ではあり得ないチョコミント、外します。芸の無いただのバニラ、さようなら〜。抹茶の気分でも無いな。
あれやこれや悩んだ末(大袈裟な・・・)それかいっ!と相方に突っ込まれそうなこちらに決定。
そして看護師さんにしっかり水分補給もお願いしますと言われたので、もう1杯ジュースも頂きましょう。
そして駐車券まで3時間分支給!
まりもが抗がん剤で治療をしている時、色々な事があった。白血球の数値が悪く抗がん剤が延期になった事。貧血で輸血の一歩手前まで行った事。そして血小板が極端に少なくなり命の危機にさらされた事・・・
同じ思いをしている家族が全国に沢山居られると思うと胸が苦しくなる。少しでも役に立てたら良いな。
それにしても献血ルーム、至れり尽くせり。又アイス食べに行かなきゃ!
こらっ、違うだろっ!!
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