横文字が大の苦手な松剣。職場の会議資料にも訳の分からないカタカナが並ぶ。アジェンダ、サマリー、ステークホルダー・・・会議中もレビューがどうの、タスクは、リカバリーはと、日本人ですよね、と言いたくなる。
そんな中、本日組合から参加した研修会では『ダイバーシティ』なる新語が登場。聞いた事はあるが・・・どーゆー意味??
一般的にダイバーシティ(Diversity)は「多様性」と訳されているが「Diversity&Inclusion」を省略したもので、本来は「多様性の受容」ということを意味しているらしい。
言うまでもなく、人間は人種や性別、年齢、身体障害の有無などの外見的な違いだけでなく、宗教や価値観、生き方、考え方、嗜好など、内面も皆違っている。そんな個々の「違い」を受け入れ、認め合う事で各自の個性を活かした能力を発揮出来て、個人のみならず組織にとっても大きなプラスになる、と言う内容の研修だった。
こうした『属性』の違いを受容すると言う事は、企業も『働く条件の多様性』について考えなければならない。働く時間や場所、雇用形態などの選択肢を増やすなど制度や仕組みを整える必要に迫られるのだが、幸い我が社は時短勤務や子の看護休暇などの制度も充実していて、子育てをしながらフルタイムで働いて居られる女性も多いし、無給ではあるが介護休暇制度もあり、親や祖父母の介護を理由に退職を余儀なくされる事例も無い。コアタイム無しのフレックス勤務もあるので、松剣もまりもの闘病中はとても助かった。
昨年の夏頃。通院は7〜10日に1回くらいで、まだ楽だった。
ちょっと嫌そうなまりも。でも良く我慢したね。
再々燃した頃。この辺りから治療も厳しくなって来て、通院も徐々に増え始めた。
顔、引きつってますけど・・・それでも頑張ってくれたよね。
週に2〜3回点滴に通い始めたこの頃は、フレックスをフル活用し、朝6:00から夜8:00迄の勤務にする日もあり、松剣も相方も必死だった。
この頃には随分しんどかったのだろう。
こうして会社の制度を利用して病院に通える環境だった事はとてもラッキーだったし、まりもがいよいよと言う時も、どうしてもこの手で最期を看取りたいと言う想いを上司や同僚も良く理解してくれた。4日連続休んで出社した時、上司に長い事迷惑を掛けましたと挨拶に行くと、うちにも老犬が居るから他人事じゃ無いんだ。だから思う様にしてあげられた事は本当に良かったと、言葉を掛けて下さった。
しかし口には出さないが、もしかすると『たかが犬じゃん』と思った同僚も居たかもしれない。『犬如きで4日も休むか、普通?』と思う人も居たかもしれない。しかし価値観は人それぞれ。松剣と相方にとって、まりももあんずも家族だから。
『ペットも家族の一員法案』なんて出来たらいいのにね。扶養家族にも出来て、保険にも入れて、看護休暇も取得出来て・・・夢みたいな事だけど。
2 件のコメント:
久々の更新ですなー
確かに何故日本人なのにやたらと横文字を使いたがる傾向はあるよね、わからないまま使ってたり頷いてたり、スルーしてることも多々ありますわ〜
まりも…写メをみるとまだ松剣宅に行くといるんじゃないって思ってしまうよ、ほんとに何年も前からワンコもニャンコも家族として扱える法律ができないもんじゃろかと、何らかの事故や心無い人に傷つけられてもまだまだ法律は甘い、物としてしか扱ってもらえないんよね…
こんなにも愛おしい家族なのに…って松剣に共感!ちなみにキャミは一日ほとんど寝て過ごしてるけどとってもスヤスヤと気持ち良さそうに寝てる、それを見てるだけで凄く穏やかになって癒される、いつまでも見ていたいなぁ〜って思ってしまう少しせつない秋の夜長です
朝晩とめっきり寒くなってきたので松剣も相方さんもあんずも体調崩さないように、また顔見に寄るからね〜
○美さん
朝晩めっきり冷えますな。
あんずが布団に入って来る季節になりました。
寝相の良い松剣の布団は、まりもにも人気だったんだけどな。
キャミさんは毎晩どこで寝るのかな?風邪ひかないようにね。
それにしてもおっしゃる通り、ワン、ニャン達を傷付けても何故に『器物損壊罪』なんだろうね。
盲導犬が何者かに怪我をさせられたり、ニャン子が無惨に殺されたり・・・
『傷害罪と殺人罪』だろ!
法律改訂しろー!!
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