正月休み最終日。本当なら今日は少し遠出のランチに行く予定にしていたが、昨日発覚した再々燃治療の為、K動物病院へ向かった松剣とまりも。日曜日は予約と急患だけ。お昼までの診療なので、待合室は貸切状態。相方は家の掃除と別人に変身中なんです。
先ずは血液検査の為の採血。まりもちゃん凄っく良い子なんだけど、針を刺す瞬間、ちょっと動いてしまうんよねぇ〜と、K先生。じゃあ今日は私がロックしましょうと、T子先生。針を刺す瞬間は痛いに決まってるじゃん!でもカメラ目線でグッと我慢。
貧血も無く、肝臓・腎臓の数値もOK。血小板が17万と基準値を少し下回っているけれど、これ位なら問題無し。好中球も白血球数15760の内、13385あるのでビンクリスチン点滴決行。
30分頑張ってね、とK先生。最初はいつものように台の上にいたけれど、やっぱりお膝が良いんだって。
こんなに早く再燃するなら、急いで寛解させなくっても、ゆるゆる寛解させた方が良いんじゃないかと思うこと、更にリンパ腫にはあまり免疫を活性化させ過ぎるのもどうよ、とネットで見た事を聞いてみると、リンパ腫の治療について、K先生とT子先生がこんな話をして下さった。
ここから先、暫くリンパ腫の治療について書いているので、興味の無い方はスルーで。
リンパ腫の治療は主にアメリカで研究が進んでいて、新しい治療方法が発表されると、ワァーとこぞってそれを試してみる傾向があるが、完治したとか、劇的に寛解期間が延びた訳じゃ無く、結局今までのやり方に回帰する、と言う事を繰り返している状態らしいのだ。
確かに10年、20年前に比べると分子標的薬などの抗がん剤が飛躍的に良くなり、使える抗がん剤の種類も増えていて、主流とされていたCOPやCHOPプロトコールに代わり、今はWU25が主流となるなどの変化はある、という程度らしい。
色々な方法が試されていて、月に1回の抗がん剤をゆるゆる続ける方が良い、とも言えるし、ドカンと叩いてスパッと切る方が良いとも言えるし、活性化リンパ球療法も、効果があるとも言えるし、無いとも言えるし、とにかく『これ!』と言う治療方法は現在の獣医学では確立されていない、と言うのが答えらしい。
しかし、やはりプロトコールに則って治療を進める必要があるとの事なので、もう暫く抗がん剤は続ける事になりそうだ。
ここからは、病院から帰って久々のカフェにお出掛けした報告に戻るとしよう。
まりもが病院で点滴を頑張っていた間、家をピッカピカにし(嫌みか!?)寝起きのボロボロから劇的変身を遂げ待機していた相方を迎えに行くと、友人Fから中国(地方)一周旅行のお土産を持って行くけど、居なかったら玄関にぶら下げて置くと連絡があったと言う。じゃあ気にせず出掛けようと出発してすぐ、すれ違うように出会った。今年初。先ずは新年のご挨拶。更に大喜びのまりもを抱っこして記念撮影。浮かない顔しているように見えるけど、嬉しくって尻尾ちぎれそうなんです!
ムカムカの時草を食べられるようにと、まりもとあんずにもお土産を買って来てくれた。クンクン!興味津々。食べてもいいのかにゃ?
いつも色々と気遣ってくれる友人F。今年もよろしく!
さて、今日のランチは自宅から車でおよそ40分、松剣が小学校1年〜20歳まで過ごした町にある、ドッグランが併設されたカフェで。ふたりともよそ見してる・・・
中はとっても広く、テーブル席がゆったり8席はあっただろうか。空いた席、どこでもどうぞと言う事で、日当たりの良い隅の席へ。常連さんばかりだろう、皆さん食事を注文したら席に荷物を置いてドッグランにGO!まりもは他のワン子怖いから、後で少しだけね。
ランチは何にしようかな?メニューから松剣はミートスパゲッティー大盛りと、相方はとろとろ玉子のオムライスを注文。美味そっ!!
何枚も写真のポーズ、飽きちゃったよ!
あっ、まりもにもスネ肉ガムをあげようね。病院頑張ったご褒美にももらったから、本日2本目です。
お味もボリュームも文句なし!美味しく頂いた後は、あまり好きじゃないけどドッグランに行ってみよう。でも小さなワン子に見つめられて怖くて降りられない。ねえねえ、遊ぼうよ!降りておいでよ!
ワン子だらけ!
みんな楽しそうに遊んでいるよ。まりもも行ってごらん!
ちょっと下に降りてみようか?足、みじかっ!チワワとダックスのMIXですから・・・違うよ!!
まりもがしっこをしたのでジョウロに水を汲みに行った松剣。その後をついて来ていたまりもに、先程の可愛いチワワちゃんがちょっと手で押したらしい。自分の半分くらいしかない子だったのに・・・悲鳴をあげて松剣の元へ助けを求めてやって来たまりも。
え〜抱っこ?やっぱりダメかぁ。怖がりだね、まりもは。
だってね、さっきまりもの事じっと見ていた子にね、ドン!ってやられたんよ・・・
さあ、おいで。松剣が抱っこしたからもう大丈夫!でもストレスになるといけないから帰ろうか。今度はワン子が居ない時来ようね。
後ろのワン子は馬に扮していて、背中にジョッキーまで乗せている!
ヒート中だったので、お出掛けは控えていたまりも。又お出掛けして楽しい所、いっぱい、いっぱい行こうね!美味しいの、いっぱい、いっぱい食べようね、まりも!
2 件のコメント:
どか食いした後は、どかーんっとお腹がすきます。
少し食べた後は、少しお腹がすきます。
・・・じゃなくて。
ジェリーの場合の経験しかありませんが、
どかーんっと抗がん剤を効かせて、ステロイド剤をじゃんじゃん使って寛解したあとの再燃は、どっかーんとやってくる気がします。
まりもちゃんは、飼い主さんといっしょにいられたら、それでとっても幸せなんだから。
飼い主さんのために、がんばっちゃうんだから。
松剣さん、そんなまりもちゃんへのごほうびは、ガムと笑顔だよね。
みゃんこさん
世間では、UW25プロトコールは、リスクも
大きいけれど、寛解期間も長いとされています。
だから、叩き様が少かったのかもしれないし
ゆるゆるダラダラ抗がん剤を続ける方が良いのかもしれないし、一体どっちなんだろう・・・?
とにかくもっと、ずっとまりもとあんずと一緒に
居たいだけなのに・・・
こんなに簡単に思える事がこんなに難しい。
誰か特効薬作ってくれよ!って感じです。
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