絵手紙教室に通っているYのママ。Yが旅立ちってしばらくした頃、いつまでも塞ぎ込んでいてはいけないからと始めたので、10年近くになるだろうか。
そんなママが描いた作品が『筆の里工房』に展示されていると言うので行って見なくっちゃ。
広島熊野は筆の名産地。筆の里工房が『ありがとう』をテーマにした絵手紙を募集したところ全国から7,000件以上が寄せられ、ママの描いた絵手紙も教室から募集したところ、奨励賞を受賞、この工房で展示されたと言う訳だった。
絵手紙というからハガキサイズを想像していたが、『ちょっと大きな絵てがみ』だったんだ。
季節ごとに絵手紙を送って来てくれるママ。ずっと全部ファイリングして保管しているが、どんどん上手になっているのがわかる。
今回の作品もすごく上手に描けているねと、相方と感心しきりだった。
勿論、他の作品もじっくり見させてもらったが、『ありがとう』を伝える相手は千差万別。結構多かったのが、一緒に暮らすワン子やニャン子達に伝えた手紙。
本当に毎日癒されて、そして旅立ってしまった子達への感謝の気持ちも忘れない。
そして、大賞を受賞した作品にはやっぱりグッと来るものがあった。
後ろ向きの自分は照れ隠し。伝えておけば良かったですね···きっと選考委員の人もグッときたに違いない。
『推し』への感謝も。
そして、会った事はないけど、天国の人へも感謝。
入選作品は全部で1,200点くらい。11月15日〜11月27日迄が北海道、東北、関東、中部、近畿地方から応募された入選作品が、昨日から12月25日迄が中四国と九州地方の作品が展示してあり、それぞれ年代別、名前の五十音順に分かりやすく展示されている。
もう二度と会えない人へ宛てた切なくなる手紙、クスッと笑える手紙、ああ自分もちゃんと伝えなきゃと、思わず反省する手紙。
『ありがとう』たった5文字の言葉だけど、色んな思いがあるんだね。
ちゃんと言わなきゃ伝わらないよ。ちゃんと伝えておかないと後悔するよ。そう教えてくれた絵てがみ。
絵心は全くない松剣。字もかなり酷い汚文字。でも始めてみたいな、絵てがみ。水で書ける紙に書いてみた。
右の大きい字の方が松剣、左の細い字の方が相方の字。ダメだこりゃ。(by いかりや長介)

















0 件のコメント:
コメントを投稿