2025年11月30日日曜日

色々な『ありがとう』

絵手紙教室に通っているYのママ。Yが旅立ちってしばらくした頃、いつまでも塞ぎ込んでいてはいけないからと始めたので、10年近くになるだろうか。



そんなママが描いた作品が『筆の里工房』に展示されていると言うので行って見なくっちゃ。




広島熊野は筆の名産地。筆の里工房が『ありがとう』をテーマにした絵手紙を募集したところ全国から7,000件以上が寄せられ、ママの描いた絵手紙も教室から募集したところ、奨励賞を受賞、この工房で展示されたと言う訳だった。




絵手紙というからハガキサイズを想像していたが、『ちょっと大きな絵てがみ』だったんだ。


季節ごとに絵手紙を送って来てくれるママ。ずっと全部ファイリングして保管しているが、どんどん上手になっているのがわかる。


今回の作品もすごく上手に描けているねと、相方と感心しきりだった。



勿論、他の作品もじっくり見させてもらったが、『ありがとう』を伝える相手は千差万別。結構多かったのが、一緒に暮らすワン子やニャン子達に伝えた手紙。










本当に毎日癒されて、そして旅立ってしまった子達への感謝の気持ちも忘れない。


そして、大賞を受賞した作品にはやっぱりグッと来るものがあった。




後ろ向きの自分は照れ隠し。伝えておけば良かったですね···きっと選考委員の人もグッときたに違いない。
















『推し』への感謝も。






そして、会った事はないけど、天国の人へも感謝。


入選作品は全部で1,200点くらい。11月15日〜11月27日迄が北海道、東北、関東、中部、近畿地方から応募された入選作品が、昨日から12月25日迄が中四国と九州地方の作品が展示してあり、それぞれ年代別、名前の五十音順に分かりやすく展示されている。


ざっと見る限り、70代の方が多いようで、90代の方の作品も何点かあったし、10代·20代の若者の作品もあり、見応え十分だった。


もう二度と会えない人へ宛てた切なくなる手紙、クスッと笑える手紙、ああ自分もちゃんと伝えなきゃと、思わず反省する手紙。


『ありがとう』たった5文字の言葉だけど、色んな思いがあるんだね。


ちゃんと言わなきゃ伝わらないよ。ちゃんと伝えておかないと後悔するよ。そう教えてくれた絵てがみ。


絵心は全くない松剣。字もかなり酷い汚文字。でも始めてみたいな、絵てがみ。水で書ける紙に書いてみた。




右の大きい字の方が松剣、左の細い字の方が相方の字。ダメだこりゃ。(by いかりや長介)



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