2019年7月6日土曜日

-100点君

7月5日、ペー君とお別れして17年。相方とぺー君の思い出話をする時は決まって粗相の話になる。






初めてぺー君と旅行したのは、平成3年の夏、梅雨が明ける前のちょうど今くらいの時期だった。 






岡山の牛窓にあるペンションに向かう車中。途中の尾道で昼食を摂る事になり、日陰に駐車した車中で30分程留守番をさせて戻って来て、相方が助手席に座った瞬間だった。






うわっ、濡れとる!と叫んだ相方。助手席にしっかりと粗相をしていた。






シートの掃除、相方の着替えの購入と、時間と無駄な出費に相方の怒りは相当だったのは言うまでもない。






次はほぼ10年後、小豆島への旅行だった。予約をしていたペンションに到着し、部屋で相方と松剣、ジュニアもうつらうつらとまどろんでいた時だった。





少しそわそわしてピーピー鳴いていた。ここで気付かなかった松剣も悪いのだが、この頃は前庭異常という脳の病気になった後で、足を上げてする事はできず、その場で立ったまま部屋の真ん中で豪快にジャージャー粗相をした。






この日はそれまでとても良い子で今日は100点だね、と話していたのだが、ペンションに到着する前、散々公園で散歩させたにも拘わらず、と言う事もあり、ここでも相方の怒り心頭、あっという間に-100点じゃ❗となってしまった。






結局これがぺー君との最後の旅行となり、これはこれで良い思い出にはなっているのだけれど。







家の中で粗相をする事はなかったが、お出掛けの際に車の中で、と言うのは数えきれない。















粗相をする度にきつく叱った松剣。今にして思えばそんなに叱る事もなかったと思う。







もう一度一緒に暮らせるなら、もっともっとおおらかに愛情たっぷりで優しく接してやれるのに、と思う。






-100点。でも松剣と相方にとっては100点満点花丸だよ、ぺー君!



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