今年デビュー45周年のさゆりちゃん。5年9ヶ月ぶりの地元公演!そりゃ待っていたなんてもんじゃない。年明けの新歌舞伎座公演が終わってすぐにチケットを申し込んだ。
ファンクラブの優先チケットが届いたのは先月。良い席が当たっていると良いな。ワクワクしながら簡易書留の封を切った。
昼の部は仕事の都合がつきそうにないと言うので相方は夜の部のみ。松剣ひとりの昼の部は最前列が、夜の部は2列目が当たっていた。
午後半休をもらい会社から会場へ向かう。ワクワク、ドキドキ。自分がステージに立つわけじゃないのに何か緊張して来たよ。
JRの駅で食事を済ませる事にし、チャラチャラ〜と食べられるうどん屋に入ったが昼時とあり結構混み合っている。
時間がないんだけど早くてオススメは?辣油で食べる生素麺ですかねぇ。じゃそれで。無料で麺1.5倍に出来ますが。じゃそうして下さい。
しかし!うわっ、なんじゃこりゃ?こんなの生涯注文せんわ〜的なのが運ばれて来た。
メニューを良く見ると苦手なとろろが入っている辣油のつけ麺。こりゃしもうたわ・・・しかも生素麺ってこんにゃく麺の様な感じ。食べても食べても減らないし、とろろと生卵が合わさってジュルジュルするわ辣油が辛くてむせるわ。でも残しちゃ悪いから頑張って全部食べました。
やっとの思いで食べ終わると既に13:00を回っている。コンサートは14:00から。急がなくっちゃ。ここから路面電車で10分、歩いて5分。何とか30分前に到着。
昼の部は最前列でステージに向かって真ん中より少しだけ左。何かスピーカーみたいなの邪魔だな。でも良く見えるわ。
ブザーが鳴り会場がゆっくり暗くなると津軽三味線の演奏が次第に激しく強く鳴り響き遂に緞帳が上がる。津軽海峡・冬景色の紅白バージョンだ。ジャジャジャジャーン!の前奏にかぶせるように、さ〜ゆり〜!の三連発。お見せできないのが残念。
ステージは15分の休憩を挟み二部構成。二部の途中でいつものようにプレゼントを渡すコーナーがある。せこいけど地元銘菓の小ちゃい袋入りを、小ちゃくてゴメンなさいと渡すと、さゆりちゃんも会場のオバちゃん達もドッと笑う。会場からはそれ5個入り〜とオバちゃんが教えてくれて更に笑いが。握手もしてもらい楽しいひと時はあっという間にラストの天城越えに。
20曲たっぷり聴かせてもらい会場を出ると仕事を終えた相方から向かいの喫茶店に居ると連絡があった。コーヒーと甘い物を注文し、今見て来たステージを興奮気味に相方に伝える事で1時間ほど暇を潰し又会場へと向かう。
夜の部は折角応援するならこれ買って応援したら?と相方に買ってもらった法被を着て声援を送る。会場には何名か着ている人が居るがファンクラブの人達だ。
さゆりちゃんには、良くそんなに仕事休めるねぇ、県外からだと交通費も宿泊費も合わせると相当掛かるでしょ?と言う熱烈な追っかけがたくさん居る。NHKの歌番組でも必ず声援を送っている。皆さんどんな職業の人なのかな・・・
さてと、夜の部も勿論プレゼント渡します。今度は軽くてゴメンなさいと渡すと、お昼には小ちゃいの下さって・・・と、またまた笑いが起こる。あー覚えてくれていたんだー。幸せな気分になる。次は何をあげようかな。面白いの考えとかないと。
楽しい時間はあっという間に終わってしまう。次にこの法被を着て応援出来るのはいつなのかなぁ〜。そんな事を思いながらラストの天城越えでありったけの声援を送る。緞帳が下り会場が明るくなる・・・あー終わったなー・・・
最後は楽屋口で出待ち。地元公演の楽しみの一つだ。いつもコンサート終了後30分も経たず出て来るさゆりちゃん。
勿論着物なんか着ていない。ファンじゃ無ければ気付かない洋装なのだ。今日は白い服に濃紺か黒っぽいベレー帽。可愛いな。さゆりちゃーん、また来てね〜!と手を振ると頭を軽く下げながら手を振り返してハイヤーに乗って会場を後に。
それにしても毎度の事ながら、さゆりちゃんのコンサートは絶対期待を裏切らない。選曲、構成、演出、どれを取っても手を抜いていると感じる所が全く無い。歌の道で精進していると言うのがピッタリ。本当に歌が好きなんだな。
次回のコンサート、いつになるかわからないけれどそれを楽しみに頑張るぞ〜!