2016年11月21日月曜日

まりも11歳の誕生日

まりもが元気でいたなら今日はどんな誕生日会をしたのかな。きっとこの方は誕生日会には不参加だろうね〜。






う〜ん・・・多分そうニャ。




と言う事で、今日のまりもの誕生日会は16日に4?歳の誕生日を迎えた相方の誕生会も兼ねて回らない寿司屋(❗️)でお祝い。

















しかしここの寿司屋、とってもリーズナブルな価格で人気。特にお昼のメニューは丼セットや握り寿司のランチがお得。しかもとっても美味しい!




 



毎日テレビの番をしている松剣の母が地元のグルメ番組で紹介されたのを見て訪れたのが最初でそれ以来、家族の誕生日や妹一家が帰省した時にちょっと食事に来たりと年に数回訪れている。Yのお父さんとママも良く利用されている様だ。





寿司だけでなく、季節の魚や旬の野菜を調理したオススメの品など一品物のメニューも豊富で何度訪れても飽きが来ないのだ。





さてと、先ずは乾杯といきましょう。いつもの様に相方ビール、松剣お冷で。勿論まりもも一緒だよ。





まりも、11歳の誕生日おめでとう!相方も4?歳の誕生日おめでとう、乾杯!









料理はここへ来たら必ず注文する相方の大好物『ウニホーレン』。これだけは外せない。そして腹ペコ松剣の胃袋に取り敢えず何か入れないと。





 
 

と言う事で、『ふわふわ地穴子丼』『蓮根のはさみ揚げ』の3品を注文。カウンターには5〜6組、10人程のお客さんが座っているが、2〜3人の板長さんが調理してくれているので料理が出て来るのも早い。





相方一番のお気に入り『ウニホーレン』。








バターでサッと炒めてあるのがウニの風味とマッチして美味い!ほうれん草のギシギシ感も全くない。





 
 

そしてこれはまりもの大好物。ふわっふわの穴子がたっぷり!市販のダダ辛いタレではなく、上品な甘みと醤油が絶妙なバランス。今日は他の物も沢山食べたいと言う相方の希望だから、この丼は半分こ。



何て美味しいんだろね、まりも。大好きだからきっと寄り目になってるね!







蓮根のはさみ揚げは海老のすり身が挟んである。レモンを絞って抹茶塩で頂く。アチチ!やけどしそうだけど、揚げたてで蓮根のシャキシャキ感たまらんね〜。




 
 


ちょっと変わった料理も注文してみよう。




 
 
 
『白子のカラスミ焼』。魚の肝系が大好きだったまりも。きっとこれも好きだね。トロッと濃厚な甘みが広がる。あ〜美味い!あんた、よー酒も飲まずにそれだけ食べるね〜と呆れる相方。こう言うの大好き!




あなた達の誕生日会なんだけどさ、足りないんだよね・・・握り寿司注文しちゃいます。



 
 

ちょっとピンボケ。サザエさんとヨナキ貝、サヨリと寿司ネタの中で一番好きなイクラちゃん。回る寿司屋のイクラとは全く違うね!プチっと弾けた後トロッとするもん。旨い!




でも値段確認せず頼んだら、ヨナキ貝って1貫500円もしたんだって!ふたりの誕生日なのに重ね重ねどうもすみません。




 
 


相方が会社の人に頂いた誕生日の薔薇の花。まりもの所に飾ろうね。相方の甥っ子が修学旅行で買って来てくれたカステラも。皆んなで仲良く食べるんだよ。




 
 

おまけは綺麗な手作りの手毬。相方の事を赤ん坊の頃から可愛がってくれている以前隣に住んでいたおばちゃんの作品。家族ぐるみの付き合いはもう40年以上になると言う。




もう80歳近いが人形さんやタペストリーなど手作りの手芸をよくプレゼントしてくれる。綺麗だからこの手毬はまりもへのプレゼントだよ!




悪性リンパ腫になんかならなければきっとまだ元気だったと思うんだ。今更言っても仕方がないけれど・・・その分あんずには長生きして欲しい。

 

2016年11月8日火曜日

誕生日おめでとう、M美

いつだったか相方が、M美の誕生日はうちの誕生日の半分なんよ、と教えてくれた事があった。11月16日生まれの相方の半分、8日がM美の誕生日という訳だ。



背格好や性格もそっくりな上に誕生日まで・・・何か因果関係ありそうだ。やっぱり前世でも深い絆で結ばれている関係だったに違いないと思うのだ。




去年の誕生日にはパパがとっても美味しそうなチョコレートケーキを買って来てくれたと、相方のラインに写真付きで送ってくれたっけ・・・




まともにロウソクを立てればケーキ崩れるよね〜と相方と笑ったのに、あれが最後の誕生日になるなんて思いもしなかった。





M美にしてもYにしても、若くして逝ってしまった人は残された人の間では永遠に若いまま。しかしその人の誕生日に思い出す事で一緒に歳を重ねる事が出来るのだと何かに書いてあった。





M美は相方の半分の日に、そしてYは松剣と同じ日にそれぞれを思えば一緒に一つ歳を重ねられるのだ。




今日相方がパパにM美の誕生日だね、とメールを入れたそうだ。生きて祝ってやりたかったし、まだまだ立ち直れていないんだと返信があったと言う。




そりゃ無理だよ・・・でも1日も早く元気を取り戻して欲しい。




そしてM美の初めての月命日だった11月5日、松剣の父方の祖母がこの世を去った。90歳の大往生だった。




6月に卒寿のお祝いをし、7月には一番下の弟の余命が短いとの連絡を受け、松剣の両親と叔母の4人で佐世保まで車で出掛けるなど、とっても元気だった。頭もシャッキとしていたし、杖もつかず一人で歩いていたのに、亡くなる前日に危篤と知らされた時は正に青天の霹靂だった。




両脇腹の痛みを訴えていたのを気にした叔母が掛かりつけの医者に診せたところ肺炎を起こしており、即入院となったのが11月2日の事で、それからたった3日で呆気なく旅立ってしまった。




祖母には長男と次男が松剣の父で、それに長女の三人の子がいた。父と長女の間にもうひとり女の子がいたそうだが生まれて間もなく亡くなり、長男の伯父も十数年前58歳の若さでこの世を去っている。




祖母は父より伯父と叔母の方が可愛かったらしく、先に亡くなった祖父は生前そんな祖母の愚痴を松剣の母に幾度となくこぼしていたと聞く。




当然父と祖母の関係が良好な訳は無く、父は自分の実家に自ら寄り付く事は一切無かった。自分は要らない子なんだといつも言っていたと母から聞いた。父が祖母と会話を交わしている場面も殆ど見た事がないし、祖母が父の名を呼ぶ声の記憶さえ無い。




しかし孫である松剣と妹の事はとても可愛がってくれたし、ひ孫である松剣の姪っ子が七五三で帰省すると知るや、会うのを心待ちにしていた。まだ少し意識がある内に会う事が出来て最高の笑顔を見せて旅立ったという。

 



我が子を二人も見送ったのは最大の悲しみだっただろう。戦後の貧しい時代に炭鉱の町を転々とし、生活も楽ではなかったと叔母から聞いた。苦労も多かっただろうが、自分の感情をあまり表に出す事は無かった祖母。どんな人生だったと感じていたのだろうか。

 

 


苦労もあったじゃろうが、えー事もあったじゃろうけー。人生なんてそんなもんよ・・・そんなもんですよ・・・自分に言い聞かせる様に父は言った。




父程では無いが母との確執を完結出来ていない松剣。本当のところ、父はどんな思いで祖母を見送ったのだろうか。いつか聞いてみたい。





それにしても、人生の長さって誰がどうやって決めているんだろうか。M美もYの人生も、松剣の祖母のほぼ半分の長さだった。





自分の人生は一体あと何年残されているのだろうか。知りたい様な・・・でも知らないからこそ精一杯生きようと思えるんだろうな。

真赤激!

毎年『カープは鯉のぼりの季節まで』と言われている通り今年もそうだとみんな思っていた。









しかし今年のカープはあれ?何かいつもと違うぞ?!そう感じてきたのはオールスターゲームが終わった頃からだろうか。しかし『優勝』の二文字はファンの間では禁句だった。








忘れもしない平成8年、シーズン中盤に入り2位のジャイアンツに11.5ゲーム差をつけていた。これはもういけるんじゃないかと盛り上がりかけていた7月初め、札幌円山球場からあの悪夢のドラマが始まったのだ。








カープの主力選手が怪我で相次いで戦線離脱。あれよあれよと言う間にゲーム差は縮まり、ついにあの『メイクドラマ』が完結したのだった。








またあのドラマの再来か?みんな恐ろしくて優勝の二文字を口に出せなかったという訳だ。








そして遂に!25年、待ちました!残念ながら東京ドームでの胴上げとなったが、黒田投手と新井選手が抱き合って泣く姿は思い出してもジーンとくる。











残念ながら日本一は逃したものの、あの感動に対するお礼の気持ちを直接伝えるべく優勝パレードに相方と参加する事にした。勿論お目当は黒田投手。








パレードの後zoom zoomスタジアムで行われる優勝報告会にも行きたかったのだが、無料のチケットはネットで申し込んだ人の中から抽選と言うことで結局一枚も当たらなかった・・・残念!






なので黒田投手のユニフォーム姿を見るのは本日この場限り。その勇姿をしっかりとこの目に焼き付けるのじゃ!














パレード開始は10:30から。全長およそ3kmの真っ直ぐな道を約45分かけて行われると言うので、開始の1時間前に到着したのだが、既に沿道はファンで埋め尽くされている。









それにしてもものすごい人!



ちょっと写真撮る練習してみよ。こんな時チビのちんちくりんは困るんだよね・・・背の低い松剣、思いっ切り背伸びして、手を伸ばして夢中でシャッターを切る。脚がつりそう・・・








パレードはテレビで生中継されているらしく、横で相方がワンセグ放送を見ながら、そろそろ準備も整いスタートまでもう間もなくよ、などと教えてくれる。見ていたのは全長3kmの丁度真ん中辺りだったから、通過時間を予測しながらその時を待つ。












僕ちゃん今日は新井さん。何だかわからんが取り敢えず赤い帽子被っとけ、的なおじさんもみんなで真っ赤。




ふと前方のマンションに目をやると窓にカープのロゴが。手作りだろうか。









暫くして再び何気なく目をやると今度は黒田投手の背番号も登場。










暫くするとまた進化している!














手作りのプラカートなどでみんなそれぞれの思いを表現しているんだな・・・






するとようやく『お待たせ致しました、2016年優勝パレードを開始します』と言った内容の放送と共にカープの応援歌『それ行けカープ』のイントロが流れ始め全員で大合唱、ボルテージは最高潮に。








そして遂にパレードの先頭がやって来たらしく、誰かがキタッーーー!と叫ぶとみんな一斉にスマホを持った手を伸ばし写真を撮る。
















よっしゃ〜!!と夢中で撮ったら・・・なんじゃNHKの中継車かいっ!
















わーーーっとどよめきながらスラィリーじゃぁぁぁーーー!!と誰かが叫ぶ。またまた夢中で写真を撮る。何とかそれとわかる写真の撮影に成功。








そろそろ黒田投手の出番かね?いや、緒方監督が先じゃ。













ガーン、後ろ姿・・・デジカメって難しいんだよね。シャッターを押した後変な間が空いてから写真が撮れるから随分先を見越してシャッター押さないと。








そして遂に!!キターー!黒田ぁぁーーーー!!ありがとーっっ、黒田ぁぁー!黒田ぁぁーー!あちこちで叫び声が。












ガッチョーン!!これも後ろ姿。しかもブレブレ・・・あぁショック・・・






気を取り直して・・・頑張るぞ!






よっしゃ〜来たよ〜!こちらのバスには今年2桁勝利で大活躍だったジョンソン投手と日本シリーズ第6戦で押し出しのフォアボールから満塁弾を浴び、結局ファイターズの胴上げに貢献してしまったジャクソン投手が乗車。












押し出しのフォアボールで勝ち越しを許した瞬間『ジャクソン首じゃぁー!』と叫んでテレビを消した。しかしジャクソン投手はチームのみんなや一生懸命応援してくれたファンに申し訳ない事をした、みんなに謝りたいとそれはそれは落ち込んでいたと聞き、あぁ可哀想な事言ってしまったなと反省した松剣。悔しさをバネに来年も中継ぎよろしくお願いします。






次のバスは誰が乗っているのかな?誰かがおおっっ!松山じゃ!と叫ぶ。














昨年のドラフト会議でカープから1位指名を受けた岡田投手、中盤以降活躍する機会が多くなった松山選手に、今年はスタメン起用が少なかった堂林選手。













最後に見えたバスには黒田の専属捕手とまで言われ今年引退した倉選手、少しは逞しくなった大瀬良投手、そして今年は精彩に欠け出番が殆どなかった野間選手。来年は俊足を活かし活躍してよね〜。




主力の丸選手、守備ではおそらく日本のプロ野球選手で1番じゃないかと思う菊池選手、そして『神ってる』鈴木選手らが乗ったバスも勿論あったが上手く撮影出来なかった。





あ〜今日も負けじゃ!テレビのプロ野球中継が終わり、くさくさしながらシャワーを浴びる。そして恐る恐る見るスポーツニュースで逆転勝ちを知る!そんな事が何度もあった今年のカープ。







感動をありがとう!黒田投手、お疲れ様でした。









カープの背番号『15』はみなさんの背番号と言ってくれた黒田投手。コーチでも何でもいいからまたカープに戻って来てよ!








そして来年こそ、日本一に!