2025年8月25日月曜日

1年ぶりの大阪へ(その1)

歌手生活53年のさゆりちゃん。大阪フェスティバルホールでのコンサートは昨年7月以来、約1年ぶり。


3月に倉敷であった、アコースティックのコンサートも良かったが、今回はフル。




大阪フェスティバルホールでのコンサートは、さゆりちゃんもとても力を入れている。大阪はお客さんの反応がとてもストレートで、とても好きな場所と語るさゆりちゃん。




チケットが届いた時相方が、今回の席はあまりいい席じゃなかったよと、少し残念そうに言った。4列目の端の方だって。


いやいや、十分ですよ。自分や家族が健康で心配事が無いからこそ楽しめるのだから。


今回のコンサートは15時開場、16時開演。大阪ってあんまり見る所無いんよね~。万博に行くには時間が無さ過ぎ。どうする?


大阪池田市にあるカップヌードルの工場へ行くとか、天王寺動物園に行くとか色々考えた結果、京都で観光してコンサート会場へ行くパターンを採用。


しかしコンサートに遅れる様な事になったら元も子もない。京都駅近くで京都らしさを満喫するには??


相方が提案してくれたのは、お西さんで知られる西本願寺を拝観して、お坊様の説法を聞くというもの。良いじゃん、それ!


つい先日、親友Fのお母様が逝去され、お通夜に参列して枕経やお勤めの後に読まれる「御文(おふみ)」を聞いて心に染み渡った松剣。相方も、若い時にはさっぱりだったけど、最近何か染みるんよね~と言った。


という訳でやって来たお西さん。やっぱり凄いぞ!






と思ってよく見たら、こっちは興正寺という真宗興正派の本山でした。


西本願寺はこっち。






門から境内に入るとでかいのなんの!






















広島で見るお寺とはまるで規模が違う。屋根瓦葺くだけでもすごい数の職人が要るな。こんな凄い建造物が戦争で焼けなかったのは本当に良かった。





しかも拝観料など一切必用ないのも何か慈悲に満ちあふれている。


そんな西本願寺を、お西のお坊様が無料で案内して下さるそう。





予約も一切不要で、自由に参加出来るし面白くなければ途中で抜けるのもあり。先ずはお茶どころと呼ばれる総合案内所で、西本願寺の歴史を聞かせて下さる。


信長と十年に渡って争い続けた石山合戦の話や、同じ浄土真宗なのに東本願寺と西本願寺に分かれてしまった理由など、大興奮よ!


ひと通り聞いたら今度は渡り廊下を挟んで左側の親鸞聖人像を安置した御影堂へ。


一体畳何畳あるんだろうか?めっちゃ広い畳の間の真ん中に、親鸞聖人は居られた。
























90歳まで生きられたという親鸞聖人が70歳頃の像なんだそう。


ここで仏様や阿弥陀如来についてわかりやすく説明して下さる。



御影堂で親鸞聖人の事を聞いた後は、渡り廊下を挟んだ左側の阿弥陀堂へと移動。今日は何かの法要みたいなことが行われていた。




横笛や笙など和楽器は何と生演奏。その中で歌手顔負けのいい声でお坊様が読まれるお経が何とも心地良い。


お坊様のおつとめを聞き終わると再び御影堂へ移動して、お坊様の法話を聞く。


がんばっている人も、がんばるのが難しい人も、悩みのある人も、何かに後悔している人も、阿弥陀如来は一人も取り残さずお救い下さる仏様と聞いて、少し心も軽くなった気がする。


京都にはこんなお寺が普通にあるのだから、京都の人が誇り高くなるのもよくわかる気がするねと相方。


もっと色々お坊様に聞いてみたい事があったけど、ほとんど聞くことができなかったのは残念。またの機会に取っておきましょう。


この後昼食を済ませ、いよいよさゆりちゃんに会うため大阪へ移動しますが、続きは次回へ。



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