港で開催される花火大会。これまで2回参加した花火を見るイベントが、今年も久々に開催されると案内が来たので、相方と松剣の両親の4人で参加するように応募していた。
港から少し離れた会場まではシャトルバスで連れて行ってくれて、ちょっとした弁当やキッチンカーも出ていて、お祭り気分も味わえる。
誘った当初は楽しみにしていたが、日が経つにつれ行くのを渋るようになっていた母。認知症の症状のひとつなのか、言うことがコロコロ変わる。
それでも何とか行く気になったらしく、会場でむすびや焼きそばを買って一緒に食べると、こんな所でこういう物食べるのなんて久々だわと、なかなか楽しそうにしている。たまには脳に刺激を与えるのも良かろう。
夜の帳が降り、1発目の花火が真正面に上がる。うわ〜特等席じゃね!早くから来て場所を取ってくれとったん?と、母。いやいや一緒に来たじゃないですか。
こういうちょっとした会話に認知症を感じるが相方は、全然ボケちゃおらんじゃん、まだまだシャンとしとると言う。相方の伯母さんもこんな感じらしい。
会場には千人くらい集まっていただろうか。それでもレジャーシートを敷いて小さな座卓を置き、ゆったり座って見られる。
大きな花火と歓声が上がる度に母が、来るまでは行くって言わにゃ良かったと思いよったけど、今日は本当に来て良かった、誘ってくれてありがとうと楽しそうにしている。
前回相方とふたりでこの花火を観たのは2017年だった。8年ぶりだったんだね。
今日は相方も母の手を取って歩いてくれたり、荷物を持ってくれたりと、随分助けてもらいました。いつもありがとう。また来年も来られたら良いね。
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