2025年7月27日日曜日

8年ぶりだった?

港で開催される花火大会。これまで2回参加した花火を見るイベントが、今年も久々に開催されると案内が来たので、相方と松剣の両親の4人で参加するように応募していた。


港から少し離れた会場まではシャトルバスで連れて行ってくれて、ちょっとした弁当やキッチンカーも出ていて、お祭り気分も味わえる。



誘った当初は楽しみにしていたが、日が経つにつれ行くのを渋るようになっていた母。認知症の症状のひとつなのか、言うことがコロコロ変わる。


それでも何とか行く気になったらしく、会場でむすびや焼きそばを買って一緒に食べると、こんな所でこういう物食べるのなんて久々だわと、なかなか楽しそうにしている。たまには脳に刺激を与えるのも良かろう。






夜の帳が降り、1発目の花火が真正面に上がる。うわ〜特等席じゃね!早くから来て場所を取ってくれとったん?と、母。いやいや一緒に来たじゃないですか。



こういうちょっとした会話に認知症を感じるが相方は、全然ボケちゃおらんじゃん、まだまだシャンとしとると言う。相方の伯母さんもこんな感じらしい。



会場には千人くらい集まっていただろうか。それでもレジャーシートを敷いて小さな座卓を置き、ゆったり座って見られる。





大きな花火と歓声が上がる度に母が、来るまでは行くって言わにゃ良かったと思いよったけど、今日は本当に来て良かった、誘ってくれてありがとうと楽しそうにしている。






父も日頃母に振り回されながらも一生懸命母の面倒を見てくれている。ストレスも溜まっているだろうに決して愚痴を言わない。口数も少なく何を考えているのか分からない事も多いが、今日はちょっと楽しそう。少しはストレス発散出来ただろうか。


前回相方とふたりでこの花火を観たのは2017年だった。8年ぶりだったんだね。


今日は相方も母の手を取って歩いてくれたり、荷物を持ってくれたりと、随分助けてもらいました。いつもありがとう。また来年も来られたら良いね。



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