母に認知症の症状が出始めたので、ちょっとでも脳に刺激になればと、美術館で開催されている日本伝統工芸展に誘ってみた。
最初は行く気満々だったが、昨日電話するともうすっかり忘れていて、あまり乗り気ではなくなっていた。
50年も60年も前の事はハッキリ覚えているのに、昨日のこと、さっき言った事をすぐに忘れてしまう。
まぁ仕方あるまい。ひとりでゆっくり見ることにします。
先ずは腹ごしらえ。夜は両親と焼き肉なので軽〜く。
デザート付けてちょっぴり贅沢に。
15分程で済ませ美術館へレッツらゴー。
美術館の駐車場は高いしおそらく満車。駅前のマイホールにタダで駐車して歩きましょう。
早歩きで10分ちょい、美術館に到着。
明日が最終日だからか、思った通り駐車場は満車。入場券売り場にも人が並んでいるし、館内は外国の方もたくさん居られる。
決められた作品以外は撮影禁止。入り口で紹介のVTRが流れていたのでこちらで紹介します。
広島展ではこれらを代表する作品が280点ほど展示されている。
日本工芸会奨励賞と新人賞の作品6点。撮影禁止だったので実物はなし。
美しいブルーが印象的な陶芸は、広島在住の作家の作品。これは撮影できたので実物を。
結構大きいな。
次は型絵染着物。クレーンってあのクレーンかな?工事現場の。
こちらも現物あり。
さゆりちゃんが着たらどんな感じかな~?どんな着物でも粋に着こなすんだろうな。
現物の撮影は禁止されていた作品たちはこちら。
全て何らかの入賞作品。素材は竹ひごや木、陶器など。お人形さんは和紙よ?!着物は布かと思うほど。
他に撮影OKだったのはこちら。
螺鈿の箱や七宝の箱は本当に美しい!一体どうやって作るのか工程を見てみたいな。と思っていたら、途中のブースとブースの間にある机の上にこんなの発見。
子供向けの冊子で色々な技法をわかりやすく説明してあり、工芸の技をキャラクターに変身させて、それぞれの性格や特徴を楽しく学べるよう、工夫が施してある。へぇ~、ほ〜、そういうことか〜と結構勉強になる。とにかく工芸品の美しさとその工程に驚いて感心するばかり。
こういうの作る人達が第〇代目何とか右衛門になったり、旭日小綬章とかの勲章を貰って人間国宝になったりするんだろうな。
そしてこの冊子を読んだ子どもたちの中から次の世代も生まれるのかもしれないよ。
さて、心置きなく美術館を堪能したあとは、プラス100円で隣の庭園、縮景園に入場します。
梅が満開‼️枝垂れも見事です。ほんのり漂う梅の香に、花粉症も忘れてマスクを外して思い切り深呼吸。
桜の蕾もぷっくり。春はすぐそこまで来ているね。
もう一度、まりもとお弁当を持ってお花見行きたいな~。
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