気になるグリグリは、両脇にパチンコ玉が1個ずつ、両顎にビー玉が2個ずつ。肝臓・脾臓の腫れでお腹もパンパンに膨らんでいる。早く抗がん剤を飲ませて何とかしないと・・・
K先生に電話で伝えると、血液検査の結果を見てからと言う事になり、延期から1週間後の30日、松剣2時間早上がりでまりもと病院へ向かった。
診察は17:20から。この時間は比較的空いている。受付を済ませると直ぐに名前を呼ばれた。
先ずはいつものように検温と体重測定。
体温はまりもにとっては若干高めの39度1分。まあ問題ない。続いて血液検査の為の採血。
結果が出るまで待合室で待機。
血液検査はどうだろう?そんな松剣の心配をよそにジャーキーをムシャムシャ。
10分程で結果が出た。う〜ん・・・困った顔のK先生。またかよ!今度は何が起こっている?
好中球だけ見れば抗がん剤にも十分耐えられるが、貧血がとっても酷い・・・
赤血球 550万〜850万の所、何と280万。しかも炎症を起こしている事を示すCRPが又増えている。どこかで出血でも起こっているのか?しかし、出血を起こしている事を示すTPとALBは基準値。考えられるのは『免疫介在性溶血性貧血』。何だか厄介だぞ・・・
K先生によると、貧血が酷くなると骨髄でせっせと血を作り、血液中に赤血球の赤ちゃんである赤芽球を沢山出す。これ自体、身体の機能がちゃんと働いているので良い事なんだそうだが、赤ちゃんが沢山いるのに貧血が起こるのは、本来なら体内に侵入するウイルスや細菌などの外敵を攻撃するはずの免疫システムが、自分の赤血球を攻撃し破壊しているのだという。
治療には、赤血球を破壊する免疫システムを抑える為、ステロイドを投与する。症状が重い場合は輸血をする事もあるが、他犬の血を『異物』として攻撃し、症状が更に悪化する可能性もあるので、安易に輸血は出来ない。
又、ステロイドが効かない場合、通常なら強力な免疫抑制剤であるアトピカ(シクロスポリン)を使うのだが、これを使用すると免疫が弱りリンパ腫が急激に進行する可能性も。
取り敢えずステロイドで6月3日まで様子を見る。何とか反応してくれると良いのだが・・・
心配は尽きないが、まりもがとても元気なのは救いだ。こうしておもちゃを持って来ては結構長い時間遊んでとせがむ。
遊んでいる内にこんな事になっても・・・
6月1日でリンパ腫宣告から1年半。土俵際で何とか残している状態だ。どうにか抗がん剤を投与してリンパ腫の進行を少しでも食い止められます様に・・・何とか貧血が少しでも改善されます様に・・・