どんな一年だった？

今年もあっという間の一年だった。

 

 

まりもがこの世を去り、寂しく迎えた新年・・・

 

 

大掃除も面倒だったし、玄関のしめ縄飾りや鏡餅を準備するのも億劫で、初詣にさえ行きたくないと思っていた。

 

 

しかし相方の『あんずだって元気で居てもらわないと困るんだからね！』そのひと言にハッとしていつも通り新年を迎える事にしたんだっけ・・・

辛い事が沢山だった去年に比べると本当に何事も無く平穏に過ごせた良い一年だった。

年明け早々に長い間の念願が叶い信長を感じる旅へ。駆け足ではあったが充実した2泊3日だった。大好きなさゆりちゃんのコンサートにも2回行ったな。8月には新車を購入。今月最初には洗濯機も買い替えた。

その中で最も嬉しかった事は満場一致で（松剣と相方の二人しかいないが）あんずの肥満細胞腫が無事に完治した事。見つかった時はどうなる事かと落ち込んだのだけれど。

そう言えば新年の誓い・・・何だったっけ？確か松剣は・・・『健康第一で剣道の修行に励む』。健康には違いなかったが、膝痛に泣いた一年だった。達成基準としていた『年間稽古日数150日以上』も途中で数がわからなくなり・・・ズボラでした。

続いて相方の目標『痩せる』。達成基準としていた『2014年12月31日現在より5kg減』はとんでもない！減るどころか増えてしまっちゃったらしい。

そしてあんずさん『1日5回以上甘えるにゃ』。これに関しては松剣も相方も太鼓判を押しましょう。毎日目覚めた瞬間から抱っこをせがむ。松剣の朝食前と洗顔後にも。仕事から帰って来るなり甘えん坊。寝る前にも抱っこで甘えん坊・・・プラスαで相方にも抱っこをせがんで甘えん坊。結局ちゃんと目標を達成したのはあんずだけだった・・・

 

 

大晦日の今日は記念撮影の為無理矢理でしたが。

 

もう！嫌ニャンだってば！恥ずかしいんだニャ。

 

 

 

 

 

 

ちょっと腹を立てちゃったかな・・・

 

 

 

 

 

こうして今年も無事に一年が終わろうとしている。年越しに相応しい、いつもとは違うちょっと豪華な食卓を囲んで・・・サザエのつぼ焼き、なまこ、カンパチの刺身。年越しには欠かせない蕎麦と助六寿司。

 

 

 

 

 

サザエとなまこは昨日まで九州を旅行中だった友人Fがお土産に持って来てくれたものだ。大好物のなまこだが、今日はスーパーへ行くと早々に売り切れとなったらしく、無いと思うと食べたくて食べたくて！

 

いつもありがとう、F。そして今年もお世話になりました。来年もよろしく！親友が一人欠けてしまったけれど・・・

 

 

 

Yがこの世を去ってから20日でちょうど一年だった。

 

 

闘病中だった二年前、入院していた病室があまりに殺風景だったから、ママが手作りのお婆ちゃん人形を持って来て飾っていたのにジーンと来た松剣。手に取って見ていたら、そんなに気に入ったのなら持って帰れと笑って言ったＹ。

 

 

その後実家で療養していたＹは、する事無くてヒマだったからお婆ちゃん人形の側に置いてやって欲しいとお爺ちゃん人形を拵えた。

 

 

ママに教わりながら作ったと言うお爺ちゃん人形は、Ｙのお父さんに良く似ている。初めてにしては良く出来ているでしょとママに褒められ、ちょっと照れ臭そうに笑った顔が今も目に浮かぶ。

 

 

来年もみんなが元気で過ごせる様に見守って欲しい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Blogsy により投稿されました

お気に入りの場所が・・・

家の中にはあんずのお気に入りの場所がいくつかある。

 

 

 

狭くて暗くて、ちょっと秘密基地っぽい場所と箱や籠の中だ。座椅子の背もたれにチョイと掛けた敷物がたまたま絶好の場所になる事だってある。

 

 

 

 

 

 

こんな風に潜んでいる近くを歩くと、急に飛び出して足を叩いて逃げるのがなんとも可愛くて、わざと気付いていないふりで近くを何度も歩いてみたりする。

 

 

 

 

 

 

ふと何気なく目をやると、洗濯カゴの中に当然のようにちょこりんと座っていたり、

 

 

 

 

 

 

『そりゃ絶対に無理でしょ！！』的な箱に入っていたりするのもとっても可愛い。

 

 

 

 

 

高い場所もお気に入り。朝のお見送りも時々してくれる玄関と階段の間にあるこの場所。新聞の集金や宅配の人が来た時はここから観察もしちゃう。

 

 

 

 

 

朝食後によく座っているのは台所の食器棚の上。お食事台からワンステップでヒョイと飛び乗るから凄い。

 

 

 

 

 

 

2階のクローゼットの上も相当気に入っていた。毎年夏の間はいつもここで寝ていたのだが・・・

 

 

 

 

 

 

だんだん布が薄くなり遂に破れてしまった。

 

 

 

 

 

 

相方が要らなくなったバスタオルで補強したのだが、何故か気に入らなかったらしく最近乗っているのをとんと見かけなくなってしまった。

 

 

 

そしてまた一つ、あんずのお気に入りの場所が減ってしまった。毎朝松剣が顔を洗う時、甘えん坊のチャンスを窺う絶好の場所だった洗濯機の上。

 

 

 

 

 

この洗濯機を購入する前は、松剣が一人暮らしを始める時古道具屋で5,000円で購入した二層式の洗濯機を使っていた。仕組みが簡単なだけありなかなか壊れず、結局12年近く使ったのだった。

 

 

ようやく手に入れた全自動洗濯機。凍えるような冬の日に洗濯槽の冷たい水に手を突っ込み脱水槽へ移す・・・そんな作業も必要無くなるのね〜と、相方が喜んでいたっけ・・・

 

 

ペー君が粗相した敷物、ジュニアやまりもの可愛い服。お風呂上がりのみんなを拭いたバスタオル。沢山の物を洗ってくれた洗濯機。

 

 

排水ホース、噛んで穴をあけたのは誰ですか？赤ちゃんなのに鋭い歯だったあんずさんでしたね。可愛い肉球でピッとスイッチを押して洗濯を始めたり途中で止めたり・・・

 

 

 

 

 

何重にもテープを巻いて騙し騙し使ってきたけれど、排水ホースからではない別の『何処か』で漏れが生じ、得体の知れない水溜りが出来ているのを松剣目撃している。

 

 

相方の話では最近よく指示命令を『無視する』らしく、すすぎを飛ばして脱水したり2回指示したすすぎを1回端折ったり・・・油断も隙もありゃしない。ずっと見張ってなきゃいけない全自動洗濯機って！平成11年夏のモデルだから、16年も経っている・・・そろそろでしょうな。

 

 

という事で、やって来ました。色々機能が付いているけれど、相方さん使いこなせるのでしょうか。

 

 

今までご苦労様。SHARPの全自動洗濯機 愛情速洗力さん。そしてこれからよろしく！日立の電気洗濯乾燥機 ビッグドラムさん。

 

 

 

 

 

 

 

新しい洗濯機、せまっ！しかも床から高っ！

 

 

 

 

 

 

もうひとりで飛び乗る事が出来なくなってしまったね・・・ゴメンよあんず。朝の甘えん坊のチャンスは足元で窺う事にして下さいな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Blogsy により投稿されました

やっぱり無理かっ！？

ちょうど半年前に作ったフラワーラック。花も綺麗に植えていたはずなのにいつの間にか何だかとてもみすぼらしい事に。あちゃ〜・・・花も枯れ枯れ。水も遣らず自然に任せっきりだった。草も生え放題・・・

 

 

 

 

 

相方に「良い加減どうにかしたら？」と言われていたが生返事ばかりで ・・・申し訳ございません。

 

 

上に伸びているのでおそらくタチカンツバキか、今年は沢山花を付けてくれたのではあるがハラハラと散ってそのまんま。剪定もしないので形もすこぶる悪い。その向こうの金木犀、南天もわっさわさ・・・

 

 

 

 

こまめじゃない松剣に園芸の趣味はやっぱり無理かも・・・でもこのまま新年を迎える訳にはいくまい。

 

 

 

先ずは周辺の草引きとプランターの整理から。まだ咲いてくれている花達は一つにまとめて枯れた花は抜いて、正月らしく葉牡丹とお手入れ楽々のパンジーみたいなの植えます。

 

 

 

 

 

1つ空いているプランターには2ヶ月ほど前お祭りで、５つ100円で購入したチューリップの球根を植えるのだ。

 

 

 

 

 

 

グンと寒くなった頃に植えてねとおじさんが言っていたので、古新聞の横っちょに無造作に置いていたら芽が出ていた・・・大丈夫かな。ガンバって咲いてね。確か全部違う色の花が咲くはず。楽しみだなっ！

 

 

 

 

 

 

 

まあまあキレイになったかな。ここはこれで良しとします。

 

 

 

 

 

 

続いて金木犀の剪定。ザックリバッサリいきまっせ〜！（台風で飛んだままの簾が・・・）

 

 

 

 

 

お隣の奥さんが、うわ〜！随分思い切って！！と唖然としておられたが、南天は未だ実をつけているのでもう少し鳥の為に残しておきますと言うと、そうなさい、南天も思い切って剪定しても大丈夫だから。うちも3本あったのを2本にしたのよ、と。

 

 

実はカイガラムシが沢山付いているので、松剣としては今すぐにでも切ってしまいたいのではある。紫陽花もどんどん拡がっていくし・・・紫陽花寺みたいになったら困るけど、新芽があっちこっちに出ているので来年も咲いて欲しいからそのままにしておきましょう。

 

 

 

まっ、こっちもこんなもんでしょう。随分スッキリしたぞ。

 

 

 

 

 

簾も反対に向けて掛け直しておいた。

 

 

小ぢんまりしたこの和風庭園が気に入った家なのだが、こんな狭い庭でも手入れがこれ程面倒だとは思いもしなかった。

 

 

 

でも折角咲いてくれている花達に感謝して・・・今年も楽しませてくれてありがとう。来年もよろしく！

 

Blogsy により投稿されました

忘れられない日

3年前の12月1日は土曜日だった。まりもが悪性リンパ腫と診断された日・・・

 

 

触診をしたK先生の顔がみるみる曇り、ヤバいじゃん・・・と呟いた瞬間、心臓がギュッとなったあの日。痴呆で何もわからなくなってしまわない限り、一生忘れる事はないだろう。

 

 

まりもとの残された時間を大切に過ごそう。思い出も沢山作らなきゃ・・・でも思い出って何気なく振り返った時に自然に出来ているものなんじゃないのかな。あえて作ろうとする思い出って何だか辛いなとも思った。

 

 

 

 

 

でもやっぱりこうして何気ない日常の一コマも写真に撮って残しておいて良かったなと思う。

 

 

 

 

 

 

ストーブの前でお決まりのポーズのまりも。

 

 

 

 

 

 

こたつでのびのび、あんよを伸ばした格好も・・・もう二度と生で見る事は出来ないけれど、こうして写真で見るとハッキリ思い出せる。

 

 

 

 

 

暖かい冬の日、公園でお弁当を食べた事・・・

 

 

これらの写真は全て病気と診断されて1ヶ月以内に撮影したものだ。写真はこの後、まりもが旅立つまでの1年半で5,000枚以上撮影している。

 

 

変顔も・・・

 

 

 

 

 

 

ちょっとピンボケも・・・

 

 

 

 

 

 

貴重な一枚。いっぱい撮って良かったな。デジカメがある時代で良かったな。

 

 

お出掛けも沢山したし、数え切れないくらい名前も呼んだ。かわいいね、大好きだよと、うんざりされるくらいチューもしたけれど、もっともっと一緒に居たかった。

 

 

神様はどうしてまりもをこんな病気で奪ったのかな・・・何を学ばせようとしたのだろうか。まりもが悪性リンパ腫と診断された日から3年。闘病生活を送った1年半と同じだけ月日が過ぎた事になるが、いくら考えても答えは見つからない。

 

 

相方はこんな考えをとっても嫌うのだが、もしかすると、来世の課題として持ち越されるのかもしれない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Blogsy により投稿されました